ついていないときに効く開運アクション
「普段しないこと」をやってみて!
「最近、なんだかついていないな…」と感じることってありますよね。そんなときの開運アクションは、普段とは違う行動をとること。
負のループから抜け出すきっかけを、自分で作ることが大切です。風穴をあけることで、新しい運気の流れが入ってきやすくなりますよ。
例えば、玄関を出るときにいつも右足から踏み出すのなら左足から踏み出してみる、というような小さなことでOK。
いつもとは違う駅で降りてみる、いつものお店ではなく初めてのお店に入ってみる、いつもは頼まないメニューを注文する…といったことでもいいですね。ちょっとした「普段しないこと」を積み重ねてみてください。
もうひとつ、おすすめの開運アクションは、鏡にカバーをかけること。
鏡は、周りにあるいろいろなものを映し出します。ネガティブな思考にとらわれがちなときは特に、よからぬものが映り、その流れを助長してしまうこともあるので、カバーをかけるのがおすすめ。
手鏡は伏せて置いたり、コンパクト型のミラーは蓋を閉めたりするといいでしょう。
NGアクションは、言い訳
うまくいかないときに言い訳をするのは、自分の現状を受け入れられていない証拠。負のループに自らはまりに行く行動ともいえます。
まずは、「今、ここ」の自分を、自分で認めてあげて。そうすることで、よくない運気の流れをいったん止めることができますよ。
4エレメント別
さらに詳しい開運アクションは?
もっと詳しく、12星座を「火」「地」「風」「水」のグループに分類した、4エレメント別・開運アクションもご紹介。
各エレメントの性質に合わせて、運気アップを加速させてくれる行動をお伝えします!
「火」のエレメント
牡羊座、獅子座、射手座は、「キャンドルを灯す」
「火」のエレメントの人にとって、強い味方となるのは「火」。
古くから、お清めや厄除けには、「火」と「水」という二大要素が使われてきました。このうちの「火」のパワーの助けを借りて、よくないものを浄化しましょう。
昔は火打ち石なども使われていたのですが、今取り入れるならキャンドルがおすすめ。お気に入りの見た目や香りのキャンドルに火を灯し、心静かに眺めてみて。
「地」のエレメント
牡牛座、乙女座、山羊座は、「借りているものを返す」
「地」のエレメントのキーワードは、「物質的」。
このタイプの人が運気をシフトさせるには、「物をあるべきところに返す」というアクションが効果的です。
自分のものではない何かが手元にあったり、借りっぱなしのものを返さなければというわだかまりがあったりしませんか? お金や本など、思い当たるものがあれば、すぐにそれを手放しましょう。気持ちもすっきりして、状況も好転するはず。
「風」のエレメント
双子座、天秤座、水瓶座は、「星を眺める」
「風」のエレメントの人は、現実から離れたところに心を飛ばすことで、運気のスイッチを変えられます。
「今の状態を変えたい」と感じるときにおすすめの開運アクションは、星を眺めること。星という遥か遠くのものに思いを馳せることで、今の自分や本当にやりたいことを見つめ直すことができるように。瞑想と同じような効果があり、心を整理して新しい方向へと舵を切れるでしょう。
「水」のエレメント
蟹座、蠍座、魚座は、「入浴時にバスソルトを使う」
お清めや厄除けの二大要素である「火」と「水」。「水」のエレメントの人は、やっぱり「水」のパワーと相性抜群。
お風呂に入るだけでも効果的ですが、そのときにバスソルトを使うと、さらに浄化作用が高まります。お好みのバスソルトを用意しておいて、「ついていないな」と感じたら湯船に入れてみて。
バスソルトがなければ、粗塩でもOK。よくないものを洗い流すことができますよ。
10/20~11/9はどんな時期?
物事を必要以上に思い詰めてしまいがち
太陽は天秤座から蠍座へ。知性とコミュニケーションの星・水星も、ひと足先に蠍座へ移ります。
蠍座は、洞察力がある星座。物事を深く考えられる分、必要以上に思い詰めてしまう性質が。ここに星がある時期は、そのマイナス面が表れて、何事も悪い方に考えてしまったり、ついていないと思い込んでしまったりする傾向もあります。
また、この時期は、破壊と再生の星・冥王星が、太陽と不調和な角度をとるうえ、火星とも向かい合って緊張状態に。自分の力ではどうにもならないような、望まない事態に陥ったりトラブルに巻き込まれたりする暗示も。
なんとなく気分が晴れないセンチメンタルな秋を過ごす人も多いかもしれません。そんなときこそ、一度開運アクションを試してみてくださいね。
【教えていただいた方】
ルネ・ヴァン・ダール研究所に所属。天文心理学やホロスコープ・カウンセリングを習得。雑誌「non-no」など、さまざまな媒体にて西洋占星術の原稿を執筆。
写真/Shutterstock 取材・文/藤本幸授美