心地よい住まいを手に入れるための開運アクション
運気アップの鍵を握るのは“動線”!
一日のうち、長い時間を過ごす家。その空間を整えて心地よく暮らせたら、毎日がよりハッピーなものになりますよね。
実は、住環境を整えるうえで一番に意識したいのは、“動線”。内装や家具にこだわるのもいいけれど、運気アップを目指すなら、まずは動線をよくして“気”の流れをスムーズにするのが効果的です。
よく通る場所に置いてあるものを、片づけたり移動させたり。壁面などを使って、浮かせる収納をするのもいいですね。
今の家の間取りのままでも、ちょっとした工夫をするだけで動線をよくすることはできるはず。掃除や整理もしやすくなって、ますます家が快適な空間になるでしょう。
NGアクション
風通しの悪い空間はNG!
開運のためにはスムーズに“気”が流れることが重要なので、NGなのは風通しの悪い家。
物が多くてごちゃごちゃしていたり換気がしにくかったりすると、“気”の流れが滞り、そこで過ごしているうちに気持ちもモヤモヤしてしまうことに。
特に、縁やコミュニケーションを司る南東の空間は、すっきりした状態をキープして。ここをきれいにしておくことで、リラックスしてくつろぎ、英気を養うことができるようになりますよ。
4エレメント別
さらに詳しい開運アクションは?
もっと詳しく、12星座を「火」「地」「風」「水」のグループに分類した、4エレメント別・開運アクションもご紹介。
今回は、各エレメントの人のイメージに合うインテリアのテイストをお伝えします。空間をすっきり整えたあとの、模様替えや雰囲気づくりのヒントになるかもしれません。
「火」のエレメント
牡羊座、獅子座、射手座は、「インダストリアルテイスト」
金属と親和性の高い「火」のエレメントの人には、クールで無骨なインダストリアルテイストがぴったり。
アイアンやステンレスなどのアイテムを取り入れた、メンズライクでカッコいい空間が、持っているエネルギーを高めてくれそうです。
イメージカラーは、黒やシルバー。無機質すぎる雰囲気が苦手な場合は、小さなコーナーやアイテムで取り入れてみるだけでもOKですよ。
「地」のエレメント
牡牛座、乙女座、山羊座は、「ナチュラルテイスト」
大自然のパワーを味方につける「地」のエレメントの人は、ナチュラルテイストと好相性。木製の家具や小物に囲まれた温かみのある空間に、居心地のよさを感じることが多いでしょう。
イメージに合う色はブラウン、柄は民族調のもの。五感を大切にするタイプなので、取り入れるものは手触り、肌触りを重視するのも◎。ファブリック類は、実際に触って落ち着くものを選んで。
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「風」のエレメント
双子座、天秤座、水瓶座は、「モダンテイスト」
機能的であることに心地よさを感じる「風」のエレメントの人。シンプルなモダンテイストが似合うタイプです。
色はモノトーン、デザインは直線的なものや幾何学模様のものを取り入れて、すっきりとまとめるのがおすすめ。無駄がなく洗練された、ミニマムな空間に憧れる人も多いでしょう。
家のあちこちで、掃除や料理を楽にしてくれる便利グッズを活用するのもいいですね。
「水」のエレメント
蟹座、蠍座、魚座は、「リゾートテイスト」
「水」のエレメントの人には、海辺を連想させるリゾートテイストがおすすめ。白やブルー、ハワイアン柄のアイテムなどを取り入れて、ホテルやヴィラのような空間を目指してみては?
または、ロマンチックな雰囲気とも好相性なので、レースや花柄をポイントにしたガーリーなインテリアも◎。ちょっぴり非日常感があってうっとりできるような家が、心を満たしてくれそうです。
2/23~3/15はどんな時期?
家を整えるのにぴったりのシーズン!
太陽は、12星座の最後である魚座に入ってきました。
この時期は、自分自身を振り返り、身の回りの整理をするのに適したタイミング。大切なものを残し、いらないものを捨てるなど、“禊(みそぎ)”をして本来の自分に返り、12星座の最初である牡羊座へと向かっていくときです。
自分の居場所である、家を整えるにはぴったりのシーズンだといえるでしょう。
また、この時期は魚座に入っている太陽と蟹座に入っている火星が、調和角をとっています。さらに、魚座で太陽と土星が重なり、牡牛座に入っている天王星とも調和角をとるという動きも。
蟹座は家庭、牡牛座は居心地のいい場所を象徴する星座。そして、火星は何かを始めるエネルギー、天王星は変革のエネルギーを持つ星です。
これらの星々がいい角度をとっていることから、住環境を見直し、新しい家具やアイテムを取り入れたり、模様替えやリフォームをしたりするのにも向いている時期だと考えられます。
この機会に、家を整えて、自分にとって心地よい暮らしを目指してみてくださいね。
【教えていただいた方】

ルネ・ヴァン・ダール研究所に所属。天文心理学やホロスコープ・カウンセリングを習得。雑誌「non-no」など、さまざまな媒体にて西洋占星術の原稿を執筆。
写真/Shutterstock 取材・文/藤本幸授美