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占い師のタブーと2025年に気を付けたい不運とは。お互いのホロスコープも見て占ってみた【真木あかり×高橋桐矢対談】

新刊『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』で「不運」と全力で向き合った真木あかりさん。一方占い師の先輩高橋桐矢さんは「不運だと思ったことがない」と語ります。そんな二人が教える今年起こりそうな不運、そして占い師が見るべきでないタブーとは? 互いのホロスコープを見て占いあった結果にも衝撃の事実が!

#不運本 のテーマを深めるきっかけになった「私には不運がない」という桐矢先生の言葉

多くの女性誌やウェブメディアに連載を持ち活躍中の占い師真木あかりさんと高橋桐矢さん。前回の記事では、占い師とは、ただの「恨みつらみの逃げ場」なのかそれとも「“心の未来”を照らしてくれる人」なのか、はたまた「やりたいこと洗い出しツール」なのかを本音トークしました。

 

真木先生にとって桐矢先生は占い師の先輩であり、今回出版した著書『「ツイてない」 「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』でもたくさんの気づきを与えてくれた存在。

 

以前におふたりが参加したXのスペースで不運について語る会で、桐矢先生が「私には不運がない」とおっしゃったことも本を作るきっかけになっています。人によって感じ方が違う“不運”、今年はどんな不運に気をつけたらよいのでしょうか。

『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱』の対談に出た占い師の真木あかりさんと高橋桐矢さん

(右)真木あかりさん プロフィール:占い師。学習院大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道に。モットーは「占いを使って、自分の人生を能動的に生きる」。主な著書に『タロットであの人の気持ちがわかる本』(説話社)、『真木あかりの超実践 星占い入門』、『シンプル四柱推命 最強の人生をプランニングできる』(ともに主婦の友社)、『金運星占い』(KADOKAWA)等。他、女性誌やウェブメディアでの連載、アプリ監修などを手掛ける。

 

(左)高橋桐矢さん プロフィール:占い師兼児童書作家。西洋占星術とタロットを独学で取得し、電話占い鑑定を始める。『実践ルノルマンカード入門』『副業占い師ブギ』『占い師入門』、児童書の『イジメ・サバイバル』シリーズなど著書多数。公式サイト『キリヤ・レポート』https://kiriya-t.com

 

2025年は変化の年。人間は本来変化に弱いです。変化がストレスになってしまう人もいます(高橋桐矢)

◾️2025年、どんな不運が起こりやすいか教えてください。

『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱』の対談に出た占い師の高橋桐矢さん

高橋桐矢先生(以降:桐矢)2025年は大きな惑星の動きがあるので、変化の年と言えます。例えば、転職して会社が変わったり会社が合併したり、引っ越しをしたり。人間は本来変化に弱いです。変わらないことを望むし変わりたがらないのが人間ですから、変化がストレスになってしまう人もいます。

 

ただ、変化の時期こそ良いことが舞い込みやすい時でもあります。一見良くないことに見えても、自分にとって新しいチャンスの時でもあり変わる転機になるとも言えます。そんなふうに気持ちを持っていくことで、変化を幸運に、“不運を幸運”にできます。

 

真木あかり先生(以降:真木)おっしゃるように、2024年から2026年までは変化の時です。土星外惑星(トランスサタニアン)の天王星、海王星、冥王星のうち、25年は、天王星・海王星が星座を動きます。特に、天王星は7年に1回・海王星は14年に1回しか動かない星なので、たまにしか動かない星が動くと、世の中が大きく変わります。

 

また海王星と土星が春に牡羊座に移動。牡羊座は12星座のトップバッターなので新しいサイクルが始まります。ここで起こるのは、土星=現実をつかさどる星、冥王星=理想をつかさどる星、双方の現実と理想をめぐる葛藤や変化です。これまでの気持ち重視、共感・思いやり・分かち合いの社会が、いよいよ“本気で解決しなきゃ!”“変えないと世の中動かない”と強めのトーンに変化してくるかもしれません。

 

生活面では、イノベーションやテクノロジーの進化、ブレイクスルーなど変革の年と言えます。AIや情報の使い方、社会の中でどれだけ情報やテクノロジーを使っていけるかが大事になります。OurAge世代の方も“私は無理”ではなく、自分ごととして使っていけるようにしていきたいですね。一方で、フェイクニュースにも気をつけたいところです。

 

桐矢 知っていることで防げる不運もありますから、変化を楽しみながら考え方もアップデートしないといけないですね。

『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱』の対談に出た占い師の真木あかりさんと高橋桐矢さんがお互いのホロスコープを見て占う

記事が続きます

桐矢先生のご著書には、占い師のタブーとなぜそれをやってはいけないかが丁寧に解説されています(真木あかり)

気になるのは、「占い師は自分を占うのか」「占い師は誰かに占ってもらうことがあるのか」。おふたりに聞くと「もちろんありますよ」と、占いを日常的に使っているそう。それぞれ自身のホロスコープを見てもらい、さらに相手のホロスコープを見る“占い師の占い対決”に挑戦してもらいました。

 

◾️西洋占星術では「人生のこの時期にこんな困難が起きやすい」ということが分かっています。それを知る上で必要なのが、「惑星のリターン」と「惑星の年齢域」。「惑星の年齢域」では、10の惑星を人の成長段階に当てはめ、課題や身につけたいことその影響を示しています。真木さんは“木星期(45歳〜54歳)”、高橋先生は“土星期”(55歳〜65歳)に当たります。

 

桐矢 私の場合、木星期に入った頃から人に喜んでもらえることが何より嬉しいと思えるようになりました

 

真木 私もまったく同じです。火星期(35歳〜44歳)は、“自分の仕事をするんだ”と勇んできたのですが、火星期を終えてすぐに“誰かのために仕事ができたらいいな”と思い、入門本を書き始めました。

 

高橋先生が運営している占いのビギナー向けカフェのようなイベントも、機会があればやってみたいと思って。人生で初めてそんな気持ちが芽生えました。すごく新鮮です。

 

先生の活動って、占い業界が持っている少しグレーゾーンに足を突っ込んだような部分をクリーンにしよう、良くしようとしているものが多いと感じています。業界的にもそんな動きが増えていますが、先生はその核となるような人物です

 

桐矢 ありがとうございます。私は児童書(下記写真は高橋桐矢先生の児童書の著書『イジメ・サバイバル』シリーズ)を書くのですが、読者対象の子どもたちの母親世代で占い師の仕事をしている方が結構多いんです。シングルの方もいるし、父親が占い師という人もいます。

 

占いって、どこか後ろめたい・怪しいイメージを持っている人もいますよね。そういう方や子どもたちに、占い師という仕事は人に喜んでもらえる仕事だということを知って欲しいです。占い師がなぜ怪しいと思われているのか。そのグレーの部分にきちんと答えるし、隠さずに伝えることが大切だと思っています

『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱』の対談に出た占い師の高橋桐矢さんの著書『イジメ・サバイバル』シリーズ

真木 確かに先生のご著書『占い師入門』(雷鳥社)は、まさにそういう本ですよね。本には開業の仕方や仕事のもらい方、やってはいけないことなど、占い師の真理に関わることが丁寧に書いてあります。これから占い師を目指す人にはおすすめです。そこでは病気の診断や死期について占うことはタブーとしていますが、なぜやってはいけないのかを丁寧に解説しています

 

桐矢 健康運について占うのは良いですが、病気は病院へ、金銭問題は弁護士さんや法律事務所へ。特に医療行為は、医師でない人がやってはいけないと法的に禁じられています。なぜやってはいけないかを理解した上で、占い師ができることに限界があることを知ってもらいたいと思います

 

真木先生はおそらくご自身の美しさに気づいていないのでは?(高橋桐矢)

『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱』の対談に出た占い師の真木あかりさんと高橋桐矢さんがお互いのホロスコープを見て占いあう

 

◾️自身のホロスコープと最近の出来事を振り返って感じたことはありますか。また相手のホロスコープを見て気づいたことを教えてください。

 

真木 私自身過去10年を見ると、あまりにも符合しすぎて驚きました。占い師の友達がほとんどいなかったのですが、去年の春以降とてもよく会うようになって、こうして高橋先生にもお会いできて交流が大きく広まったんです。

 

対人関係のところに木星という拡大の星が入ってるんです、去年の5月からですが、“なるほど!”と納得しました

 

桐矢 今年いいじゃないですか! 木星回帰、書くために生まれてきたようなチャートになっていますね。本も大ヒットの予感です

 

真木 ずっと心配だったのですが、高橋先生がそう言ってくださって、ちょっといけそうな気がしてきました(笑)

 

桐矢 真木先生は金星がすごく効いていると思うんですけど、天秤座で金星がデトリメント(反対側にいる)ということは、多分ご自身であまり金星の力が発揮されてないと思っているかもしれません。おそらくご自身の美しさに気づいていないのではないですか?

 

真木 え、私がですか?

 

桐矢 金星がすごくきれいなところにあるんです。月とスクエアじゃないですか。おそらくですが、自分がきれいにしたり可愛くしたりすると、誰かから何か言われるみたいなことがあったのかしら?

 

真木 私は普段から自分のケアを後回しにしてしまうところがあって。セルフネグレクト状態ですね。それでは駄目だ! と思って、大人になってからはより気をつけるようになりました

『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱』の著者真木あかりさん

桐矢 そうでしたか。“すごくきれいだよ”と言われても“そんなことないよ”と返してしまったり、あるいは自分がかわいいなと思ったものが人から“そうでもない”と言われてしまったり。自分の美の感覚と人からの評価がうまくマッチしないというか。

 

月とスクエアの状態は、いろいろなことに葛藤しやすい角度なんです。でもそれを乗り越えたところで自分なりの美を作り出していく。大人になって新しい美の基準を作っていく考えに変化してきたのかもしれません。

 

みんなが良いものをそのまま良いと言うのではなく、自分が良いと思うものを世界に広げていく力を持っていらっしゃる。それが書くことにも関わってくるんじゃないかと思っています

記事が続きます

2回目のサターン・リターンは人生の収穫の時。高橋先生は、今の活動こそが収穫だろうと思います(真木あかり)

『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱』の対談に出た占い師の真木あかりさんと高橋桐矢さん

真木ありがとうございます。高橋先生は牡羊座の金星で、新月生まれなんですね。もうすぐ2回目の土星のリターン(サターン・リターン)が来ますね。

 

春ぐらいにドカンと変化が起きそうですが、2回目のサターン・リターンは人生の収穫の時でもありますから。高橋先生は、占い師の魅力や教えを責任を持って伝えてくださっていますから、その活動こそが収穫だろうと思います。

 

桐矢 この時期は自分にとって社会的な立ち位置を迷う時期ではありますが、2度目ですし60歳にもなれば落ち着いて迎えられるんじゃないかと思っています。土星には、社会的規範を守ろうとする意味がありますが、自身の責任と試練を意識する時期と分かれば怖くないです。

 

OurAge読者の方も私と同じ世代の方が多いと思いますが、あまり身構えずに“サターン・リターンも2度目”“そんな時期だ”と考えれば、気楽に受け止められると思います

占い師の技術の向上、占い師の人柄を含めた人材を育てていきたい(高橋桐矢)ホロスコープを見る限りは、一生言葉を吐き出し続ける運命(真木あかり)。

 

 

占いは、“人生の地図”のようなもの。その時期に起こりやすいこと、実現しやすいことを知ることで、人生の舵取りがしやすくなります。先の見通しが分かれば、生きるのもぐんと楽になるはず。おふたりも占いを活用して人生の見通しを立てています。

『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱』の対談に出た占い師の真木あかりさんと高橋桐矢さん

◾️今後やりたいことはありますか。10年後、20年後の見通しを教えてください。自分で占いをしたくて習いに来る人もいるそうですね。

桐矢 土星期はいろいろな人の力になれることをして、占い業界で次にバトンを渡せたらと思います。占い師の技術の向上、占い師の人柄を含めた人材を育てていきたいです。

 

私自身の願いとしては、“占いは楽しいよ”“占いに行ってみるといいよ”ということを知ってもらえるような活動をしていけたらと思います。占い業界をクリーンにする活動を、引き続きしていきたいです。

 

真木 私の今後の見通しとしては、おそらくメディアで書くのは向こう20年くらいで終わりにするんだろうなと思います。さすがにその頃は、もういい年ですから(笑)。ホロスコープを見る限りは、一生言葉を吐き出し続ける運命なんだなと思います。

 

『「ツイてない」 「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』も出ましたから、ぜひみなさんにご一読いただけたらと思います。

 

撮影/高村瑞穂

ヘアメイク/杉山えみ

取材・文/武田由紀子

★高橋桐矢先生の言葉に真木あかりさんが涙した対談も収録!真木あかりさんの新刊『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱』好評発売中!!

 

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