「こんなことが自分が生きている間に起こるなんて」って皆さんも思っていらっしゃいますよね。
「一生戦争を体験しない世代として終わる」と思い込んでいたら、「ウィルスとの戦争」に私たちもあっという間に巻き込まれてしまいました。
2020年に入って武漢でコロナが深刻になり始めました。
1月31日に仕事でサンフランシスコから来日した息子は、2週間の滞在の後にインドのムンバイで開かれる同僚の結婚式に参加するために2月14日に日本を発ちました。
その際オリジナルの旅券は香港経由でしたが、難しいことが起こるかもとお金を足して、台湾経由に変えました。
一方長年中国と対立しているインドはその少し前からアメリカに住んでいようと何処に住んでいようと中国のパスポートを持っている人は入国拒否ということで、中国系の友人たちは結婚式に参加することは出来ませんでした(世界中は中国マネーに忖度していますが)。
結婚式を終え、インドを多少旅して2月26日にサンフランシスコに帰国。
その際もし香港経由だったら国ではなく会社から2週間在宅勤務要請だったので、「日本にいる間に台湾経由にしておいてよかったわね」と話しました。
息子は仕事がAIを使ったコンサルティング(母は全く理解出来ていませんが)なので、この時期ビッグデータを使った分析はニーズがあり、既存のクライアントとの仕事は忙しいとのことでした。
さて我々にもコロナが襲いかかっています。3月末の段階で爆発的感染には至っていないと思われますが、28日からの東京は60名以上の感染者数です。
ジワジワと他国と同じような外出自粛・都市閉鎖が現実味を帯びていきます。
厄介なことにピークの山を抑え、医療崩壊を防ぐことは大切ですが、抑えれば抑えるほど長期戦になるという現実を理解しておかなければなりません。
ほんのちょっと前までレストランビジネスで長年大成功を収めてきた友人がお客さんの激減による賃料の圧迫に悲鳴を上げ、飲食店経営者が単体ではなく一丸となって大手デベロッパーと交渉しようと立ち上がりました。
命と生きていくための経済活動、この両立の難しさ。
日頃から健康に人一倍関心があり、努力もなさっている読者の皆様
その素晴らしい免疫力と知性でコロナに立ち向かっていきましょう。
必ず良き日は来ます!!
まずはどうかワクチンが1日も早く開発されることを皆で祈りましょうね。