日々の小さな積み重ねが、健やかな心と体をつくる。
YOJOとは養生のこと。
切実ではなく、楽しみながら続けたい自分のための小さな約束です。
デザイナーの岸山沙代子さんに、日々実践している4つのYOJOを教えていただきました。
profile
1977年生まれ。デザイナー。大学卒業後、手芸や服飾系の出版社に勤務。その後、雑誌「LEE」のエディターとして多くの料理家やスタイリストとの仕事に携わる。34歳から約4年間パリで過ごし、帰国後、ファッションブランド「saqui」(サキ)を立ち上げる。上質な素材を使った、大人がきれいに見える服が評判を呼び、瞬く間に人気ブランドに。
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岸山沙代子さんの4つのYOJO
1
大好きな自然素材の感触を身近に感じていたい
岸山さんがデザインする「saqui」の服も、こだわり抜いて探した国内外の上質な自然素材を使用。「季節を問わずベッドまわりのアイテムはリネン。ふんわりとした手触りに心が落ち着くカシミヤや、袖を通すだけで気持ちが上がるシルクなど、日々の暮らしの中こそ魅力ある素材は欠かせません」。岸山さんにとって素材は最大の癒しといえそうです。
2
「生涯ツヤ髪」を目標に、今できるヘアケアを!
つややかなふんわりヘアが印象的な岸山さん。「週2〜3回ダヴィネスのアルケミック シャンプー(左から2つめ)とコンディショナー(左)のチョコレートを使うことで、白髪が目立ちにくくなります」。アヴェダのライトエレメンツ スムージング フルイド(右から2つめ)はハネ防止に、タオルドライ後にはオサジのヘアオイル(右)で自然なツヤをキープ。
3
3つの美容ツールで、むくみと疲れをこまめにケア
むくみやすい体質という岸山さんは、エステティシャンの手技を再現したような使い心地が人気の「リファ」の美容ツールを愛用。顔・首用(下)、ヘッド用(右)、顔・体用(左)の3つを使い分けています。「“ながら”使いができて、すくい上げる、つまみ流す、つまみ上げるといった動きが精巧。使うとすっきりします。自分でいつでもケアできる安心感が」
4
体が変わったストレッチ、筋トレ、ランニングをずっと継続中
以前は年に1~2回高熱を出し、腰痛もひどかったそう。体調改善を目指し、2年前からパーソナルトレーナーに食事や運動のアドバイスを受けるように。「体重を落として筋肉をつける運動と食事管理からスタートし、今は有酸素運動の必要性からランニングも取り入れています。運動とは無縁でしたが、ダイエットと将来の健康のために続けています」
撮影/フルフォード海 取材・原文/向井真樹