HAPPY PLUS
https://ourage.jp/life/lifestyle/339577/

夫が出て行った後、頼ったのは…

杉本佳子

杉本佳子

杉本佳子
ファッションジャーナリスト兼美容食研究家
1988年よりニューヨーク在住。1989年よりファッションジャーナリストとしてファッション、ファッションビジネス、小売りビジネスについて執筆。2013年より美容食研究家としても活動し始め、ブログ「YOSHIKOlicious Beauty」とインスタグラムを通じて、美肌効果の高い食材をなるべく使い、美味しくて見た目がお洒落な料理紹介している。見た目がきれいだと気分が上がり、食べて美味しいので嬉しくなり、美容と健康にいいのでさらにハッピーになる「3回ハッピーになる料理」がモットー。ファーマーズマーケットなどで買う生命力のあるオーガニックの食材をなるべく使う。食材の意外な組み合わせでも定評がある。

連載「負けない、メゲない。60代「NYでパートナー探し」の道」の関連トピックに特化した発信をThreadsでやっています。興味をもっていただける方は、是非フォローしてくださいね!

OurAgeインタビュー「1年半で11kgの減量に成功したビューティメソッドを考案」はこちら

記事一覧を見る

セックスレスを理由に、夫に離婚を切り出された杉本佳子さん。「私は男の人のこと、結婚というものをなんにもわかっていなかったのだろうか?」と初めて思いいたり、結婚や関係性の本を読み始めます。そこには衝撃の事実が…

私は夫が家を出て行くまで、リレーションシップに関する本を1冊も読んだことがありませんでした。
そんな本を読まなくてもモテたとか、そんなことでは決してありません。
実は本から入るタイプの私。
ニューヨークにいずれ長く住もうと思いたったのは23歳の時で、実際に住み始めたのは31歳でしたが、その間、ニューヨークに関する本を20冊は読んだと思います。
妊娠してからは妊娠・子育てに関する本を、20冊以上は読みました。

NYの風景

 

でも、リレーションシップの本を読もうと思ったことが何故かありませんでした。
夫が出て行って初めて、「私は男の人のこと、結婚というものをなんにもわかっていなかったのだろうか?」と思い、本を読み始めたのです。

 

最初は、相手がアメリカ人だったし、日本とアメリカで性生活に対する考え方や感覚が違う部分がある気がして、アメリカ人の著者のもので日本語訳が出ている本を読み漁りました。

 

例えばある本には、
「男は仕事が終わって家路につく途中、帰ったらご飯を食べて、シャワーを浴びて…妻(あるいは恋人)とセックスをするのを楽しみにしながら帰ってくる。女は帰ったら、まずあれをして、これをして、それからこれをしてと考えながら帰宅する。その「やることリスト」にセックスは入っていないことが多い。そして、やることリストが長ければ長いほど、それをし終わる頃には疲れ切ってしまい、セックスどころではなくなる」
というようなことが書かれていました。

 

私は、「ひえ~ 男の人ってそんなこと思いながらうちに帰ってきていたんだ。全然知らなかった!」と衝撃を受けました。
ニューヨークにいる女友だちの中には、夫がセックスに興味がなく、淡白であることに不満を抱いている女性たちもいますので、男性がみんなこうだとは限らないでしょう。でも、こうした男性が多いということは言えるのだろうと思います。

 

そして私の「やることリスト」は常に長く、それを終える頃には疲れ切ってしまってセックスどころではないというのは、まさにその通りでした!

 

ニューヨークのブックオフで売られていたアメリカ人が書いたリレーションシップの本を一通り読み漁った後、櫻井秀勲さんの本にも目を向けてみました。そして、「あ、櫻井さんの感覚は日本の古い性の固定概念にとらわれていなくて、ニューヨークに住んでいても参考になる」と思い、櫻井さんの本も見つけると読むようになりました。

 

私が何度も繰り返し読んだほど特に良かった「参考図書」、ここにリストアップしますね。
参考になりましたら幸いです。

結婚など関係性について書いた本10冊

 

・「男と女の心が底まで見える心理学」(B・アンジェリス、加藤諦三訳 三笠書房)
・「パートナーと気持ちが100%通う10の法則」(ウィラード・ハーリ 海原純子訳 三笠書房)
・「ベスト・パートナーになるために」(ジョン・グレイ 大島渚訳 三笠書房)
・「愛が深まる本」(ジョン・グレイ 大島渚訳 三笠書房)
・「だから、彼女は愛される」(ジャーストマン&ピゾ&セルディス 秋元康訳 三笠書房)

 

以下はすべて櫻井秀勲さんの著書です。
・「今夜から始める大人の女の恋愛技術」(だいわ文庫)
・「こんな女とは絶対結婚したくない」(三笠書房)
・「結婚 こんな男性を選びなさい」(三笠書房)
・「結婚 男は何を考え、女に何を望んでいるか」(三笠書房)
・「「男心をつかむ」心理事典」(三笠書房)

 

雑誌も、気になる記事があれば読むようにしていました。
そんなこんなで時は過ぎ、57歳くらいの頃でした。
当時売られていた婦人公論に、「女性の性欲のピークは60歳」という記事がありました。
私はビックリしました!

 

アメリカ人女性ならあり得るかもしれないけど、婦人公論だから日本人女性のことに違いない、へ~そうなんだ~と。
そうであれば、60歳で相手を探し始めるのもアリ!希望がもてる!と思いました。
実際に相手を探し始めるまで自習タイムは長く続きましたが、私にとっては学び、反省し、1人で落ち着いて考えるための、必要な時間だったと思っています。

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

PR
<前の記事

<前の記事
第2回/初めてセックスセラピストにかかる

次の記事>

次の記事>
第4回/いよいよマッチングアプリにトライ!でも…

この連載の最新記事

一人でもやりたいことをやる!でも、それを一緒に楽しめるパートナーがいたら…

第10回/一人でもやりたいことをやる!でも、それを一緒に楽しめるパートナーがいたら…

パートナーとの関係を作るうえで、セックスは避けて通れない問題

第9回/パートナーとの関係を作るうえで、セックスは避けて通れない問題

マッチングアプリでもやっぱり大切なのは“見た目”!意外と効果があったのは…

第8回/マッチングアプリでもやっぱり大切なのは“見た目”!意外と効果があったのは…

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル