コロナで昨年、生活をニュースタイルに改善し、新しい試みとして、様々な物や人間関係を断捨離された方も多いと聞きました。
そんな中でも、昔も今も変わらないのは「笑う門には福きたる」ですね!
コロナ発生からちょうど1年。まだまだ心の底から笑うのは、大変なことと思いますが、験担ぎも兼ねて、とにかく楽しいこと、好きなことをしてみましょう。
笑い方には爆笑から、陽気に楽しく笑い飛ばす、とにかく笑える、クスッと笑う、ゲラゲラ笑う、泣き笑い、馬鹿笑い、大口笑い、つられ笑いなど、実に様々な笑い方があります。
笑いは万国共通で、NK細胞(病気を消滅させる力を持つと言う、ナチュラルキラー細胞)が活性化され、ミラー効果で隣にいる人に伝染し、素晴らしいコミュニケーションが生まれます。
顔と心と言葉は関係していると申します。笑顔で福を呼べば、心身共に健康になるようです。
小学生から合唱クラブに入って、コンクールに出ていた私は、当時は珍しい発声法で、ゴスペルを習いながらツイスト体操をやるなど、実験的に鍛えられた子供でした。大人になってから始めたヨガや太極拳では、新しい呼吸法を学びました。
その中に、笑いヨガも、含まれていました。
そんなことをしなくても、手軽に1番簡単にできる呼吸こそ、笑いの持つ力なのです!
1分の笑いは10分のジョギングに相当するといわれています。
言葉にも同じことが言えると思います。
作り笑いで腹筋は鍛えられませんが、暗示はかけられます。
例えば、生まれた時から「かわいいね」と愛情を受け続けた子と、「不細工だね」と邪魔扱いされた子供では、明らかに成長のしかたに差があるそうです。
TVのドッキリの実験で、髪の毛ふさふさの若者に、「ハゲ、ハゲ」と通りかかる人全員が呼びかけたら、しばらくして抜け毛になり、なんと円形脱毛症になってしまいました。
大リーグのダルビッシュ有選手も、スランプの時、同じミスを何度もネチネチ指摘され、ネガティブな感情は心に植えつけられるから怖いと話していました。
ストレス気分の落ち込みを唯一跳ね返すのは、笑いしかありません。
私が二十歳で叔母を訪ねて渡米した時、初めて教えられたのが「いつどんな時でもスマイルでいること! ポジテシブな言葉を使うこと」でした。アメリカでは、真顔や、不景気で暗い顔でいることは相手に対して失礼にあたるのです。
日本では、運は眉間から入ってくるという教えがあります。困り眉を自然な形に整え、額(第6チャクラ)を開けて綺麗にしておくことと、穏やかな目元と、口角を上げることによって、笑顔を完成させることができます。
笑うことで多くの酸素が体内に取り込まれ、心身ともに若返りのエネルギーに満ちて、気分が明るくなり、前向きな意欲が湧いて来ます。
まずは作り笑いで構いませんので、笑い転げてみることにより新鮮な酸素が体内にたくさん入ってきます。よって、NK細胞が出る裏技もあります。
女優の志保美悦子さんは現在、前衛的なフラワーアティストをなさっていて、本番前の前室での緊張時に、体を動かすことで脳が錯覚して躍動感が出るように誤解させることでステージに立っているそうです。さすが元JAC(ジャパンアクションクラブ)で、人間の身体の構図を熟知していますね。
自律神経のバランスが整うと、ゴキゲンモードに入ります。
誰かといると一人の30倍よく笑う。
集団で笑い続けるとミラーニューロン感染効果。
単純な例ですが、お金や物は減りますが、笑いは人にあげると増えるのです。
こんなご時世だからこそ、大きく構えて、ストレスを抱えずにリラックスモードで、1日1分以上5回笑う。
それによって、楽しさ、喜び、思いやりが湧いてきますよ!
笑いを生み出す言葉を発して、皆を安心させる、器の大きい女性になりましょう。
いつか
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