こんにちは、ギリコです!
先月開催された『手持ちのコスメで大変身!アラフィフのための美人メイク基本塾』の様子をレポートします!
会場は『玉川テラス』。
玉川高島屋S・C本館屋上にあり、OurAgeはここでもう30回近くセミナーを開催しているんですよ。
そして本日の講師はこの方。
じゃじゃ~~ん!
ヘア&メイクアップアーティストの森本美紀さん。
雑誌や広告の撮影などで長年活躍したのち、現在は東京・表参道で『Atelier ZOE』を主宰、一般の方のヘア&メイクもなさっています。
ご著書もあります!
メイクのハウツーはもちろんですが〝メイク以外で女性を輝かせるものとは〟といった美の心得や、ヘアアレンジ法〝小顔になれる髪の毛〟なども紹介されており、充実の内容です。
今日は参加者にふだん使っているコスメを持ってきてもらい、そのコスメを使いながら美人になれるメイク法を教わります。
さぁ、みなさんがどれだけ変身するかギリコも楽しみ。
会場には森本さん愛用のコスメも用意されていましたよ。
アラフィフの肌に映える色がどんな色か具体的にわかりやすいよう持ってきてくれたのです。
徐々に参加者が到着し始めるとさっそくメイクと持参したコスメをチェックする森本さん。
「(参加者のメイクを観察しながら)なるほどなるほど……メイクの一番のお悩みって何かしら」
とさっそくヒアリング。
また、セミナーの前と後でどれだけメイクが変わったのかわかるよう希望者にはビフォ―写真も撮影。
フレンドリーな森本さんに参加者のみなさんも瞬く間に打ち解け、会場には楽しそうな笑い声があがります。
さぁいよいよセミナーが始まりましたよ。
「みなさん、ファンデーションはどう塗ってます?
……あのね、ファンデーションて均一に塗らないでいいんですよ。
視線の集まるところやくすみなどが気になるところはしっかり塗って、それ以外は薄くのばすだけでOK!」
のっけから聞き捨てならないことをバンという先生にちょっとザワつく参加者たち。
その様子を見て
「だって、顔全部にしっかり塗ったらお面みたいになっちゃいますよ。
メイクはメリハリが大事なんです」
「黒いものの隣に白っぽいものがあれば白さが際立って見えるでしょう?
メイクも同じ。明るく見せたいところはどこか、そこが引き立つには隣にはどんな色をのせればいいのか。
メリハリをつくるのにたくさんの色をごちゃごちゃのせる必要はありません」
そう言って視線が集まるところ、明るく見せたいところとしてまず目の下から頬骨までの間を示す先生。
みなさん夢中でメモをとっていきます。
「そしてファンデーションののせ方は……」
参加者のひとりにモデルになってもらい具体的な塗り方へ。
「リキッドファンデーションは手指を使いましょう、スポンジはダメよ、液剤がスポンジに吸われちゃうから。
指全体を使ってファンデーションを肌にのせたら手の平で軽くおさえて密着させます。
もう一回言いますよ、均一に塗らなくてOK。たとえば額はしっかり塗らなくていいのよ。
目の下から頬にかけてのこのエリアに塗っていきましょう」
「下地は使わなくていいんですか?」
「私はパウダータイプのファンデーションを持ってきたのですが、パウダーを塗るときはどうしたらいいですか」
など参加者からさっそく質問がでます。
「下地を使わなくてもOK、日焼け止めは塗りたい方はどうぞ。
パウダリータイプもリキッドと要領は同じです、スポンジでファンデーションが肌に密着するようにのせます。
あと、色!ファンデーションの色が自分の肌と合っていない方がいます、ファンデーションの選び方は……」
とファンデーションを購入する際の注意事項をレクチャー。
続けて
「アラフィフの肌にピンク系の色はおすすめしません。
年齢的に肌がくすんできているでしょう、そこにピンク系のファンデーションをのせると……
顔がグレーになります」
お、恐ろしい。
「だからみなさんの年代には黄色系をおすすめします」
確かに先生が本日持ってきてくれたベースメイクコスメはファンデーションもお粉も黄色系です。
次にリキッドファンデーションを使い、モデルさんの肌にのせていく先生。
「こう指全体を使って肌に密着させていって……ほら、終わりましたよ。
どうですか、均一にファンデーションを塗ってないのに肌の質感にムラがなく均一に見えるでしょう」
「本当……しかも前より顔の幅も小さくなり輪郭が引き締まったように見えます」
とみなさんから驚きの声があがります。
「そうなんです。
なぜかというとメイクは錯覚だから。
見える!見せる!という、いい錯覚を利用するんですよ
そして仕上げのお粉にいきます。
お粉は必ず使ってくださいね、アイシャドウもチークもお粉なしではうまくつきません」
ベースメイクが終わると眉、アイメイク、チークとセミナーはどんどん進んでいきます。
とくにみなさんが真剣なまなざしを送ったのは眉。
「眉尻が下がると……どう見えますか?
では今度は眉尻が長すぎると……どう見えますか?」
ホワイトボードを使って理想的な眉がどんなものかを説明。
再び参加者の中からおひとりにモデルになってもらい、眉の描き方ひとつでどれだけ顔の印象が変わるかを実際に見せます。
眉が整うと目元の印象が変わるだけではなく、顔全体が明るく見えることを目の当たりにし、またもやザワつくみなさん。
理想的な眉の形がわかったところで今度は自分の顔に描いていきます。
「アイシャドウは2色でいいですよ。
薄い色と濃い色があればOK。
たとえばこのパレットだと一番下の真四角のところの2色を使えば十分です。
まぶたもメリハリが大事、明るい色をまぶた全体にのせて濃い色をまぶたのキワにスッとのせればいいの。
簡単でしょ?」
こうしてフルメイクを習い、ついに〝美人メイク〟が完成したら今度は一人ひとりを回り、仕上がりをチェック。
「上手に描けてますよ、でも眉尻にもうちょっとだけ描き足してみましょうか」
「アイライナーは難しく考えないで、まつ毛の上をなぞるようにひけばいいのよ」
一人ひとりに直接アドバイスしてもらえるのも少人数制セミナーならではのよさです。
セミナー終了後は先生と記念写真を撮ったり、持っているものの使いこなせていないコスメの使い方を質問したりと、みなさん存分にこの機会を活用していました。
それに対し「せっかく来てくださったのだからひとつでも多く教えてあげたい」と最後まで丁寧に教えてくれた森本先生。
参加者からは
「メイクは引き算が大事ということがよくわかりました」
「ファンデーションの色を見てもらったら自分の肌の色に合っていないと言われショックでした。薦めていただいた黄色系のベースメイクをそろえます」
「今まで自己流でなんとなくやっていたメイクでしたが、プロの理論をきいて勉強になりました。それに教えてくれているときの森本先生がとても素敵でした」
「今日はとくにベースメイク、眉、チークが参考になりました。チークブラシは必要とのことなので今日買って帰ります」
といった感想が寄せられました。
ニコニコしてお帰りになるみなさんの様子にギリコもとてもうれしかったです。
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OurAgeでは毎月一回セミナーを開催しています。
テーマは月替わりで、メイクやダイエットエクササイズ、小顔マッサージなどOurAge世代の関心の高いテーマばかり。
おひとりでご参加なさっても楽しめる、和気あいあいのセミナーです。
会場にはいつもギリコもいます!
また一度満席となったセミナーもキャンセルが出次第、募集を再開することがあります。
なのでぜひこまめにセミナー募集告知コーナーをのぞいていただけるとうれしいです。
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撮影/中澤真央