梅雨どきは、どうしても洗濯物を部屋干しすることが増えますよね。
「なかなか乾かなくてイライラする」
「生乾き臭が気になる」
といった悩みのほか、最近ではオンライン会議やオンライン飲みで、気づいたら画面のすみに洗濯物が映りこんでいた!なんて困った事態も…。
今回は、そんなお悩みをズバッと解決する「洗濯物の速乾術」をご紹介します。
より速く乾かすには「干し方」がカギ!
室内で洗濯物を乾かすには、扇風機やエアコンの風を当てるという方法もありますが、除湿機は室内の除湿もしてくれるので梅雨の時期にはぴったり。でも、ただ除湿機をかけるだけでなくポイントを押さえて上手に使うことで、部屋干し臭も防いで、より速く乾かせるんです!
■除湿機で部屋干しを速く乾かす 3つの基本
【1】洗濯物に風をよく当てる
洗濯物は適度に間隔を開けて干し、奥まで風を通すことが大事。ときどき除湿機の位置を変えたり、洗濯物を並べ替えたりするとさらに速く乾きます。
【2】室温を上げる
また、室温が5℃上がると除湿機の除湿能力が約1リットル上がると言われているので、室温を下げすぎないようにしましょう。
【3】部屋の湿度を下げる
さらに部屋自体の湿度を下げると洗濯物の水分が蒸発しやすくなり、乾くスピードがアップ!
そして、干し方によっても乾く速度が大きく変わるのだそう。
Tシャツや下着などの薄手の服は除湿器から離れた位置に、デニムやスカートなどの厚い衣類は裏返しにして、除湿器の真上か後ろ側の中央に干しましょう。
▼真上に干す場合
▼後ろ側の中央に干す場合
さらに、次の2つのポイントも大切です。
まず、小さな部屋で閉め切って除湿機をかけること。部屋が広いと湿度が下がりにくくて時間がかかってしまうので、狭い範囲で集中的に除湿しましょう。
また、乾いたらなるべく速く取り込むこと。干したままにしておくと、せっかく乾いた洗濯物が湿気を吸収して、生乾き臭の原因になってしまうことも!
梅雨時の除湿機は、何を選ぶのが正解?
こんなふうに部屋干しに役立つ除湿機ですが、お店に行くといろいろなタイプが置いてあって選ぶのに悩みがち。いったいどんな除湿機を選んだらいのでしょう?
除湿機は、おもに3つのタイプに分かれます。それぞれ特徴が違うので、目的に合わせて選ぶのが肝心。
大別すると、
「コンプレッサー式」は電気代が安く除湿力が高め、
「デシカント式」は室温が低いときの除湿が得意、
「ハイブリット式」はコンプレッサー式とデシカント式のいいところ取りで通年使える、
という特徴が。
気温が高くなるほど除湿能力が高くなるとされている「コンプレッサー式」は、1年の中で湿度が一番気になる梅雨時期に最適です。
例えばコロナの「コンプレッサー式除湿機CD-H1820(AE)」は、衣類乾燥にこだわった除湿機。
パワフルな「標準モード」、電気代を抑えた「ECOモード」、寝ている間に乾かせる「夜干しモード」、厚手のものを乾かせる「厚物モード」などシーンに合わせて乾燥モードを選べます。
排水タンクが4.5リットルと大容量で、連続約6時間運転可能。風向きが自由に動かせて、洗濯物の量や場所によって変えられるのも便利。洗濯物がなくても、ジメジメしているときにお部屋をカラッと快適にしてくれそうです。
ジメッとして憂鬱になりがちな梅雨も、部屋干しがすばやく快適に乾かせたら気持ちも軽やかに♪ どれも手軽にできるテクニックなので、ぜひ今日からお試しを!
◆資料提供/株式会社コロナ
構成・文/倉澤真由美