奈良市街を一望できる若草山に、絶景の宿として56年続いた「遊景の宿 平城」を受け継いでリノベーションされたホテルが2020年にオープン。奈良らしいおもてなしの精神に、心と体が癒されます。
絶景の宿をリノベーション。
心と体を癒す“安堵”のホテル
東大寺、興福寺五重塔など、奈良市街を一望できる絶景で知られ、56年続いた「遊景の宿 平城」を受け継いでリノベーションされたホテル。「ANDO」には「安堵する場所」「地域と人をつなげる(&)」というふたつの思いが込められているのだそう。
奈良の暮らしの中で長く大切にされてきた紙や木、布などの天然素材を中心に、インテリアデザインで知られるDRAWERSがデザインを担当。「おかえりなさいませ」というアットホームなおもてなしの精神はそのままに、伝統とモダンの心地よい融合を感じることができます。
屋上階にある4つの展望露天風呂(50分貸切・要予約)。絶景ビューの中で入るお風呂は格別。ペントハウススイート宿泊の場合は、24時間利用可能。
一度は泊まりたい! 奈良市街を3面で見渡せるペントハウススイート(1室最大5名 ¥49,500/1人)。長期滞在のためのミニキッチンもあり。
ペントハウススイートのファイヤーピット付きテラス。お酒などの持ち込みも可。
夜景が美しいバーラウンジでは食事も可能。
メインダイニング和食「TERRACE 若草山」でいただくコースメニュー。奈良の季節の食材で作る前菜(写真上)。焼物・揚物(写真下)は鯛唐墨焼き、味間芋倭鴨の餡かけ。
奈良県奈良市川上町728 新若草山ドライブウェイ沿
☎0742-23-5255(フロントデスク営業時間10:00~20:00)
不定休 ※月曜日休館の場合あり
ペントハウススイート¥49,500/1人(1泊2食付き2名利用時)
定員5名まで
撮影/福森公博 取材・原文/井尾淳子