京都マダムは、ワイン好き。
特にコロナの影響で、家庭でのんびり食事を楽しむ傾向が強くなった昨今。ごく親しい友人たちと、自慢のワインを持ち寄って過ごす「おうちごはん」が増えたそう。
そんなワイン好きの間で評判になっているのが、
今年7月に東山にオープンしたに「メゾン ドゥ シャルキュトリ M」です。
肉に火を入れることを意味するフランス語を語源とする「シャルキュトリ」は、ハム、ソーセージ、パテなどの肉に火を入れた食肉加工品全般を製造・販売するお店のこと。
京都で長年愛されているフレンチレストランを母体とし、専門の技術をもつシャルキュティエとして活躍なさるシェフの川村さんが、毎日、さまざまな種類の品を店の奥の工房で製作なさっています。
作り方は、本場フランスの技術をベースに、食材は、京都産のものをメインに使用。特に、鮮度が重要になる豚肉は、京都産のみを使っているそう。また発色剤は一切使用せず、添加物も極力控えた製法による安心していただける品になっています。
落ち着いた雰囲気のお店のガラスケースには、その日に作られたパテ、ソーセージ、ハムなどをはじめ、ニンジンを使ったキャロットラペなど、ソーセージなどに合う野菜を使った品々が並び、訪れるたびに新たな出会いも…。
ハムやパテは、必要なだけ量り売りで、ソーセージは、1本から購入可能です。
初めて訪れた日に、鶏肉のパテを購入。その味わいの豊かさと美味しさに感激。
さっそく次の週にも訪れました。
その日は、店の奥のテーブル席のイートインスペースで、用意されていただくことに…。
選んだのは、気になっていたミートパイ(1540円)です。
焼き上がりまで待つこと約20分。
香ばしいミートパイが登場。中身は、ハーブ風味のトマトソースで絡めた豚と仔牛のひき肉。それを香ばしいパイ生地が包みます。口に広がる豊かな味わい…思わずワインが飲みたくなります。
お店にもグラスワインが用意され、ワインと共に、その美味しさを堪能できます。「ワインやビールに合う味になっているんです」とシェフ。
そう、まさにシャルキュトリの品は、芳醇なワインと相性抜群。
ゆっくりワイン片手に味わうひとときのためにあるのでしょう。
注文したミートパイの同じお皿には、サラダやその日のパテ、そしてスープもセットされ、食べ応えも十分です。
「う~ワインがあったら…さらに美味しくいただけるのに…」
とその日車で訪れた私でした。
次々に訪れるお客様。すでにリピーターも多く、その評判は、ワイン好きの人の間で広まっているそう。さすが美味しいものに敏感な京都マダムたち…口コミで、その人気は拡大中。
製品は、オンラインショップでも購入可能。
全国どこからでも、この味を楽しむことができます。
ぜひ、京都で評判の味わいをおうちで楽しまれていかがでしょうか?
秋の夜…ワインをいっそう味わい深くしてくれる逸品です。
「メゾン ドゥ シャルキュトリ M」
京都市左京区岡崎円勝寺町91-66
☎075-754-1186
営業時間 10:00~18:00(イートイン11:00~18:00)
月曜休み
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