空港近くに素敵リゾートが集中する奄美大島の代表ホテルで、海の絶景に心和む
沖縄には離島含めて何10回と行ってるのに、なぜか行きそびれていた、奄美大島。この島に魅せられて毎年通っている旅ライターさんに素敵リゾートのリコメンドを聞いて、いざ!
奄美は、空港から30分圏内にいいリゾートホテルが点在していて、ごはんどころもそこそこあり、レンタカーがあればけっこう動きやすく、かつ沖縄よりほっこりのんびりしていて、和む島であることを発見!
中でもティダムーンは空港から車で7分と近く、東の海に面した高台に立つ、ランドマーク的存在。「太陽」を意味する島言葉「ティダ」と「月(ムーン)」という名前のとおり、太陽と月が刻々と動く様子を眺められるホテルです。
着いたときは、ピーカンではなかったけれど、ロビーは天井が高く、日差しが柔らかく入っていて、なんとなくアットホームで和やかな気配が漂っていました。
こちらがすごいのは、年々、施設をアップデートしていて、歩みを止めないところ。
ガーデンプールが全面改装され、太平洋と喜界島を180度望める広々としたデッキが新設されました。朝日を浴びながらのヨガや、海風を感じながらの昼寝も楽しめ、ここでウエディングをするカップルもいるそう。これは気持ちいい式になりますね。
もちろん、ヨガウエア、持っていきましたよ。
海岸線左奥には、パワースポット、三角の立神も見えます。
次々リニューアルされる部屋。アジア デザイン プライズ2024で、新しくできたスイートがアワードを受賞
スイートルームは人気で、この日は埋まっていたのですが、チェックイン前に見せていただきました。
オーシャンビューのスイート「ムーン」は66㎡。
日の出から、夕焼け~黄昏のマジックアワー、月明かりが海を照らす夜まで、ずーっとバスタブに入って海と空を眺めていたい!
JAXSON製のバスタブも、パウダールームも、みんな海に面していて気持ちいい!
オーシャンビューのスイート「縁(エン)」は、’22年にリニューアル。角部屋なので光が降り注ぎ、眺めも素晴らしいのです。その角にバスタブ! 開放感半端ないですね。
シンプルなデザインの部屋で、テレビを置いてないので、ゆったり時間を忘れて過ごせそう! ちなみにここは、アジア最大のデザイン賞であるアジア デザイン プライズ2024で、アワードを受賞したそう。
今回泊ったのは、新たに登場した、テラスにバスタブを設置した66㎡のオーシャンビューテラスバスの客室。
バルコニーがめっちゃ広いので、朝ヨガ、ここでやってみました。
終わって、入浴剤を入れて、朝日を眺めながらのバスタイムも最高です! サンセットには、バスタブに浸かりながらシャンパーニュで乾杯~! すっかりリラックスできました。
この部屋、ベッドが3つ、リビングもあるので、女子3人旅にも最適!
奄美の素材を生かした料理はコースも選べ、
オリジナルのメニューが人気。
そして、こちらは奄美大島の郷土料理をふんだんに取り入れた料理。素材の力を生かしたおいしさで評判です。
伊勢海老、もずくの天ぷら、油ぞうめん、ピーナッツ豆腐などを盛り込んだ、おもてなし料理「特別島御膳」。ほかに創作和食の「奄味コース」や、黒豚のしゃぶしゃぶなど。
ここが嬉しいのは、ランチもあって、これがまた奄美の素材をうまく生かしていて、ちょっとほかにないオリジナリティあふれるおいしさなのです。このパスタも島野菜を練りこんでいたり、病みつき感のある味わい!
奄美名物の鶏飯も、お出汁がきれいに澄んで深みがあり、トッピングもいろいろあって、品よく楽しいのでした。
創作和食には、あるときは伊勢エビなども登場!
黒糖焼酎もさまざま種類があって、合わせて楽しめます。
そしてすごいのはもうひとつ、本場の大島紬に触れられる、大島紬の美術館と資料館があるということ。貴重な大島紬が購入でき、職人さんの説明を聞けたりするのもいい機会です。(要予約)
この日は、支配人さんも大島紬でした。小物まで合わせて素敵です!
ガーデンプールからの夕景も心に沁みます。喜界島を眺めて和むひととき。
ちなみにショップにも、満月の時と新月の時に作った塩や、クラフトビールから、大島紬のモチーフになった絵のシルクスクリーンなども売っていて、スタッフさんも和やか、これまたほっこりできます。
DATA
ティダムーン
住所:鹿児島県奄美市笠利町平1260
TEL:0997-63-0006
料金:オーシャンビュー¥36,040~、スイートルーム¥110,700~(ともに2名1室利用時の1泊1室料金、朝食付き)
イン15:00 アウト11:00
客室:全24室
アクセス:奄美空港から車で約10分(事前予約で送迎あり)