超穴場!銀座を一望、インドのスパイス薫るアフタヌーンティー
海外からの観光客がいっぱいの銀座。東京でもっとも華やかで心浮き立つ街だけど、最近は混んでますね。そんな銀座の真ん中にあるビルの11階、シックなダイニングラウンジバー「THE GREY ROOM」は、地上30mのルーフテラスから銀座の眺めが広がります。
ここは10階にある「SPICE LAB TOKYO」と共にインド人オーナーが、自分がおもてなしするような本当のインド最先端の味を知って欲しいと作った店。洗練されたスパイス使いのシグニチャーカクテルやモダンインディアンキュイジーヌのバーフードが味わえます。
「THE GREY ROOM」は、11:30オープン。ラウンジバーらしい洗練された落ち着いた空間で、アフタヌーンティーや「SPICE LAB TOKYO」のキッチンで作るビリヤニ(インドの炊き込み米料理)とカレーソースのセットなど、下の階では味わえないバーフードも味わえます。インド産のコーヒーやティーのほか、もちろんカクテル、モクテルやシャンパーニュも提供しています。
自家製のスパイスジンをベースにローズマリーをトッピングしたムンバイトニック(左)と自家製ココナッツジンにチリやカルダモンが香るオリエンタルモヒート(右)
特に、アフタヌーンティー(12:00~16:30入店まで、要予約、5,200円税込・サ別)は、インディアンスパイスを使った個性的なセイボリーやスイーツが眺めのよい落ち着いた空間で楽しめる超穴場。インドの5つ星ホテルで副総料理長の経験もあるというインド人シェフの創り出すアフタヌーンティーは、スパイスやハーブが効いて甘さや辛さが絶妙のおいしさです。
上段は、インドのスイーツがテーマ。中央は「シュリカンド」、カルダモンなどで味つけたヨーグルトで、ほのかな甘さ。手前は揚げ菓子の「ジャレビ」で、甘酸っぱいベリーのコンポートが合います。左のピスタチオのソースが載るのは「フィルニー」というインド風ライスプディングです。どれもエキゾックかつ洗練されたテイスト。
中段は、ヨーロピアンテーマ。3月3日までは季節の果実であるイチゴが楽しめます。タルトやエクレア、そしてなんと大福餅も手作りで。ちょっと羽二重餅のように上品な味わい。
下段ではインドのストリートフードをテーマにしたセイボリー(塩気のあるお菓子)がいろいろ楽しめます。手前の香ばしい大葉の「チャート」は、揚げた大葉の上にヨーグルトソースがかかり、ミントとタマリンドのチャツネ、ザクロの実をトッピング。右の菜の花の「ドクラ」は甘みがないカステラのような感じ。「ラムケバブ」や「チキンティッカサンド」など、しっかり食べごたえもあります。
季節野菜(この日はごぼうやゆりねなど)がたっぷり入った特製ビリヤニとインディアンカレー2種(この日はスズキとマスタードとポーク&ほうれん草)のセット2,200円(税込・サ別)もおすすめです。エキゾチックな時間をぜひ銀座で楽しんでみて。