ああ、痛い!!なんて痛い言葉なんでしょう!!自分で言っておきながら、すごい刺さりました(笑)。
そうなのよね。稀にこの逆の人もいるけれど、ほとんどの場合、自分の魅力が通じる相手って、ほんのわずか。だから、みんなに愛されたいという気持ちは捨てて、自分の魅力が通じる相手に狙いを定めていかないといけないと思うんだけど、たいていの人は勘違いして、「いや、そこはいっても無理でしょう」みたいなところに行って、失敗するのよね。
そうじゃなくて、たとえていうなら、ギャラの高いところより、勝率がいいところからまずは攻めていくことが大事だと思います。そして成功体験が増えれば、少しずつ、それが自分の力になっていくから、だんだんとギャラのいいところを攻めていくっていうのがいいんじゃないでしょうか。
じゃあ、自分の魅力が通じる相手はどうやって探したらいいのか~~だけど、それを知るには、まずは自分を知ることが大事なので、自分だったら、どんなふうに相手を幸せにできるか、というところから考えてみましょう。
相手を元気づけてあげられるのか、癒してあげられるのか、それとも情報を提供できるのか。相手のどんな役に立てるのか分析するところからスタートしてください。
それでもし自分が彼に癒しをあげられるとしたら、癒しを求めている人と合うだろうし、自分が相手に役に立つ特別な情報を提供できるなら、戦力となってくれる女性を必要としている彼のところへ行けばいいと思う。
とにかく、こちらに興味を持たない相手に対していくら頑張ってもダメなので、あちこちにいい顔をせず、自分を必要としている人から攻めていきましょう!!ある程度年をとったら、「もらう」ことはあきらめて「与える」ことをメインにした方がいいですよ。大人ですから♡
「正しい恋愛のススメ」コーラス1995年11月号扉
取材・文/佐藤裕美