まつ毛、抜けない? 更年期以降のまつ毛ケア
皆さま、こんにちは。
マスカラべったり、大のマスカラ好きの吉川千明です!!!
そのマスカラも「まつ毛」がしっかりしていてこそ。
女性ホルモンの低下は髪の毛を細く抜けやすくするだけでなく、「まゆ毛」と「まつ毛」にも影響を及ぼします。
今日は、特に減りゆく「まつ毛」のケアについて書きたいと思います。
なぜ抜ける?
女性ホルモンの急激な低下は、お産の後と一緒、髪もまつ毛にも抜け毛となって現れます。血行不良も起こりますし、肌だけでなく、瞳の粘膜や涙の量も減りますから、まつ毛自体が乾燥し、乾燥による脱毛も原因の一つと思います。
まつ毛のケア①
保湿のための美容液
私はオーガニックのまつ毛美容液をオススメします。保湿と育毛によいと言われてきた植物が配合されています。扱いに注意が必要な医薬品に比べて、とても穏やかですが、その分、安心して手軽に使うことができます。わたしが選んだブランドは、更年期世代の皮膚が敏感な人にもとてもオススメです。
黒はドイツのドクターハウシュカのまつ毛とまゆげ、兼用の美容液です。とても感じのよい美容液でおすすめです。
白は、同じくドイツのラヴェーラ。ドイツでは国民的ブランドですが、その創業者のポリシーから、誠実なもの、見かけ倒しのものは作らないことがわかっていますから、とても安心です。
まつ毛のケア②
結果優先なら医薬品
わたしが、今使っているのが「ルミガン」。もともとは、緑内障の薬からできた「育まつ毛剤」で、自費のお薬になります。他の種類も試しましたが、皮膚への色素沈着が少なく、専用の細い綿棒式のアプリケーターがとても使いやすく、わたしは、このブランドを気に入って使っています。緑内障の人が目薬をさしていたら、まつ毛ボーボーになったという話をよく聞きますが、その応用ですね。元々は眼圧を下げるための緑内障のお薬なので、注意事項がいくつかありますが、数週間で目に見えてまつ毛が生えてきます。いよいよという時には、活用されると良いと思います。私は検査に伺っている乳腺外科で買いました。
乳腺外科で「まつ育美容液」?
どうして乳腺外科で?と思われるかもしれませんが、乳腺外科では抗がん剤の治療をしているところもあります。抗がん剤の副作用で、髪が抜けたり、まゆ毛やまつ毛が抜けてきます。その患者さんのQOLのために置いているのですね。一般的には、美容皮膚科や美容外科に置いている場合が多いと思います。小さい、目薬の容器に入った美容液2.5ミリで、1万2000〜3000円。自由診療のお薬ですから値付けも自由で、価格はまちまちです。かなり高価と思いますが、結果が出るので、わたしのように!切羽詰まった人にはおすすめです。ただし、あくまで注意しながらです。注意しながら両まつ毛に塗るのがわたしの毎晩の習慣になっています。
意外にも、アイメイクをしていない人のまつ毛は乏しい!?
これまでも何千人もカウンセリングをしてきました。その中で気づいたことがあります。「わたし、メイクしないのよ!」という人、ノーアイメイクの人のまつ毛の方が、抜けたり、切れたり、意外にも乏しいということ。なぜだか考えたところ、どうやらメイクをしている人の方が、まつ毛を大事に扱っているようです。丁寧に、メイクや目周りをクレンジングしますし、最近のマスカラやアイライナーには、良質な保湿や美容成分が配合されていますから、育毛にもよいのですね。写真は、フランスのオーガニックブランド、フィッツさんのアイメイク専用リムーバー。便利ですね。
更年期世代は、まつ毛がないので目がしょぼくれて見える
まつ毛は大事です。目元の印象を左右します。どうしてもアイライナーやアイシャドーが苦手でしたら、どうぞマスカラだけでもしてください。目元が明るく、目がぱっちり大きく見えます。下のまつ毛もつけてあげると表情がでますしね。