ミニマムで最大限—更年期からのケア
とにかく忙しく過ごしてきたけれど、体のためにフェーズチェンジが必要なときが来ました。
50歳を境に「女の弱み」は3つ
「骨と筋肉」、「脳」、そして「生活習慣病」。
わたくしの場合、閉経後5年。筋肉が急激に痩せてきたのがわかります。
そして一昨年はちょっとしたことで骨折。
MRIの結果、脳はまだ変化してないものの、
女性は男性の3倍認知症にかかりやすいとか。
『私は大丈夫!』と思っていましたが、血液検査の結果、
ヘモグロビンA1c、血糖値が上がってきているのが分かりました。
閉経を境に女性の場合は生活習慣病がでてきます。
更年期には筋骨、脳を守り、生活習慣病を予防するケアが必要です。
ケアの基本「食事」「睡眠」「運動」から「食事」と「睡眠」について。
私が実践している「ただ替えるだけ」をご紹介します。
「質のよい食事」のための「ただ替えるだけ」
①食べる順番を替える
とにかく野菜から食べ始めること。食物繊維は本当に悪いところがない。
野菜から食べ始めるだけで、血糖値を安定させることができます。
とにかく野菜やサラダから。
②油を替える
サラダ油をやめて、オリーブ油や亜麻仁油へ替えてみる。
熱するものはオリーブ油。加熱しないものは亜麻仁油へ。
脳や血管を守ります。
③おやつは甘いものからナッツへ替えてみる
お腹が空きすぎると甘いものへ手がでます。
ナッツをかばんやポケットに用意しておけば
低血糖も血糖値スパイクも防げます。
写真はわたしが食べてるオーガニックのナッツ。
塩、砂糖なし。ノーロースト。
千明流、「食事」の時間配分は、まず野菜から!
血糖値を急激に上げない工夫は、食べるのはまず野菜からなのです。
朝食もランチも夕食も、必ず私はサラダから食べるようにし始めました。
食物繊維はどんな時でも大事。
「質のよい睡眠」のための「ただ替えるだけ」
④「やり終えてから寝る」を「寝てからする」に替えてみて
日本女性は世界一睡眠時間が短い。
それでは疲労はとれません。
海外の人たちは寝る時間をまず確保しているそうです。
理想の睡眠時間は7時間がベストだそうです。
長寿の平均は7時間。
写真はナナデコールの新作。素敵なナイティでよい眠り(^.^)につきましょう。
※吉川さんのナナデコールの記事はこちらにあります。
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とにかく「運動」が大事
野菜から食べるのとまず寝る!これなら誰でもできるでしょう。
あとは「運動」。
私は、今とにかく「運動」をしなくてはと思っています。
筋肉はどんどん衰えます。
筋肉が痩せればあちこち痛み、冷えますし、低血糖になるからです。
どこにいてもできるランニングやジョギング、
縄跳びだっていいと思います。
やや筋肉に負荷をかけることが骨には必要ですから。
そして更年期からは「ヨガ」や「太極拳」など
伝統的で体系化された命のプログラムのような
エクササイズが必要と思っています。
「深い呼吸」が私たちを助けてくれると感じます。
私は朝、ユーチューブでラジオ体操をし、
時間があればヨガの太陽礼拝をしています。
もっともっと運動が必要と感じています。
「人間が変わる方法は3つしかない。
一つ目は時間配分を変えること。
2つ目は住む場所を変えること。
3つ目は付き合う人を変えること。
最も無意味なのが、決意を新たにすることである。
決意だけでは何も変わらない」
これは日本のビジネスリーダーである大前研一さんの言葉からの引用です。
私は非常に感銘を受けました。
「生活の時間配分を変えること」ならすぐにもできそうです。
私はこれを自分の「更年期ケア」に当てはめてみました。