健康や美容のためには習慣、つまり毎日の養生「YOJO」はとても大切なこと。
今回は、「健康や美容にいいからと頑張るのではなく、心地いいもの、自分にとってうれしいものを習慣にすれば、意外と続けられるものです」という小林ひろ美さんの毎日YOJOの最終回。ここでは、小林さんの実践するYOJOの 〈3〉〈4〉をご紹介します。
"ためない"がルール。7つのポイントをオイルマッサージ
「お風呂上がりに肌に浸透のよいオイルで、アキレス腱、膝裏、そけい部、腹部、脇の下、鎖骨、耳の裏という7つのツボをさするように流します。全身をたったの20秒でOK。毎日の習慣になると、1日でも間をあけるとむくみを実感するようになります。
全身ができなくても上半身のボス(=鎖骨)、下半身のボス(=そけい部)を流すだけでも十分効果が。末端から心臓に向けて流すイメージで、固まった体内に風穴をあけることが大切です」
体の中心はオールシーズン冷やさない
「少し前に胃腸の調子が悪かったことがあり、肌の状態が悪化しました。シルクの腹巻きを使ってみたところ、その保温効果ですっかり回復。体の中心、丹田というツボのあたりはストレスでもカチカチになりがちなので、温めることが重要です。
女性は特に、お腹まわりを温めて柔らかくしておきましょう。この腹巻きは薄手でアウターに響かないので、オールシーズンOK。これからの季節、夏の冷えにも要注意です」
〈小林ひろ美 さん プロフィール〉
美容家、美・ファイン研究所主宰。理論的かつ簡単で効果的な美容法が話題となり、テレビや雑誌を中心に活躍中。企業の商品開発にもコンサルタントとして参加するなど、活動の幅を広げている。トータルな視点から提案する心地よいライフスタイルが、多くの女性に支持されている
撮影/フルフォード海 取材・原文/島田ゆかり