今回はステップ3「ストレスを感じた時に、どんな行動になるか知る」をご紹介。感情に伴う行動を把握できるようになると、冷静にストレスを解決する対策が考えられるようになります。自分がどんな行動を取りやすいか、観察してみましょう。
STEP 03
どんな行動になるか知る
例えば、怒ったとき…
感情に伴う行動を把握することで
心の準備ができる
次は感情を持ったときに自分がどんな行動を取りやすいか観察してみて。「例えば、怒っているとき、相手を攻撃するのか、物に当たるのか、誰かをいじめるのか、ため息をつくのか、無視するのかなど。必ずしもそれが問題行動というわけではなく、なかには怒りによって努力する行動に出る人もいます。『私はこういう行動に出やすいのね』とわかっていれば対策が立てられるので、箇条書きでノートに書き出してみましょう」
次回は「ストレスをケアするstep4:感情に翻弄されない対応」をご紹介します。
撮影/小山志麻〈ウルヴェさん〉 イラスト/かたおか朋子 取材・原文/矢沢美香(STRIPE) 撮影協力/白金imakara