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呼吸が変われば歩き方も変わる!

近藤拓人さん

近藤拓人さん

AZCARE代表。
WOW’D宮崎テクニカルディレクター。
おもに欧米の教育機関にて感覚運動分野の教育を受け、アスリートのトレーニングや痛みを抱える患者のリハビリを行う

呼吸機能を整えるためにさらに知っておきたい

日常生活で意識したいこと

 

呼吸改善エクササイズを行うと、普段の歩き方も変わってくるので以下のような正しい歩き方になっているかをチェックしましょう。また、舌の位置を正すと、さらに呼吸機能がアップするので改善を。

 

 

呼吸が変われば歩き方も変わる

 

呼吸の状態と深い関係があるのが歩き方なのだそう。

 

「慢性的に緊張し、つねに努力時呼吸をしている人は筋肉も緊張し、腰が張って背骨は圧迫され、腰や足首などは硬くなっています。すると歩行時の衝撃がうまく吸収できないので、脳はできるだけ衝撃の少ない歩き方にするよう仕向けます。その結果、重心の上下移動は小さくなり、歩幅を狭くし、かかと着地をせず、すり足のような歩き方に。腕は振られず、目は地面に向き、重心の左右移動もなくなってしまいます」

と、近藤拓人さん。
つまりいくら正しい歩行フォームを覚えても、呼吸の状態が悪ければ歩き方は改善しないということ。

 

「今回紹介した呼吸改善エクササイズをすれば、歩くときも適切な呼吸 ができるようになり、歩行フォームも整います。下の写真のような歩き方が正しい状態なので、これがちゃんとできていないときは、呼吸も正しくできていないと認識し、呼吸改善エクササイズを続けて正しい歩き方を目指しましょう」

 

 

正しい呼吸ならこんな歩き方になる

 

呼吸機能が正しい状態なら左のような歩き方が自然にできます。

慢性的に努力時呼吸になった状態で無理にこの歩き方にしようとすると、体に衝撃がかかり不調が出るのでNG
キャミソール¥11,000・レギンス¥8,500/インターテック(スリア)

 

 

撮影/城 健太(vale.)ヘア&メイク/木下 優(ロッセット)モデル/島村まみ スタイリスト/程野祐子  構成・原文/和田美穂

 

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