贈りものにブーケを仕立てました。
花屋で選んだ真っ白のトルコキキョウ、そして明るいグリーンのカーネーション。
まずはこの2種類をメインに爽やかな雰囲気のブーケを頭の中に浮かべてみて、そこへ相性のよさそうな葉物や実ものを選んでいきます。
細く枝分かれした茎にたくさん白い小花が咲いているのはスターチス。
日持ちがよくこのまま自然にドライになり、人気のある花です。
わが家の庭に植えてあるユーカリポポラスはハサミで茎をカットすると清涼感ある香りが広がり、とても清々しい気分に。
ユーカリは鎮静作用や空気清浄の効果があるそうなので、このまま部屋に吊るして飾ることも多いのですが、ボリューム感を出せるので今回のようにブーケのわき役として使うのもオススメです。
ハランもわが家の庭から摘んできました。
大きく存在感のある葉は、ブーケやアレンジに使うのはもちろん、料理の盛り付けにも利用できるので、炊き込みご飯やおかずの下に敷いたり、お正月に・・・と時折登場します。
艶のあるグリーンの実ものはヒペリカム。こちらは花屋で購入しました。
つるんとしたまあるい実がとても可愛らしい植物は、様々な花との相性がよく、ブーケ全体の雰囲気を柔らかくしてくれます。
同じ種類の花を近くにまとめるグルーピングというアレンジの方法で形を作り、周りに葉や実ものをあしらい、バランスを見ていきます。
少し離れたところから全体像を見てみると、多すぎるところや、逆にすき間が空いている場所などが分かるので、細かな調整をし、麻ひもで固めに結わきます。
そしてナチュラルなベージュのワックスペーパーをくるりと巻き、ラフィアできゅっと結んだら、夏ブーケの完成。
贈った相手にとても喜んでもらえ、私自身も久しぶりにブーケを仕立てられて、とても幸せな気持ちになりました。
さて、先日息子が16歳の誕生日を迎えました。
娘と1カ月空かず・・・の誕生日なのですが、二人一緒にお祝いをするのではなく一人ずつがいいようで・・・(笑)、いつもこの時期はパーティーの準備で少し気持ちがせわしない私であります。
メニューは全て息子からのリクエスト。
前菜類は黒のプレートにまとめました。
シーフードのフラン。
真鯛のカルパッチョ。
桃とモッツァレラチーズのカプレーゼ。
タリアータとグリル野菜。
ケーキ屋さんで購入したショートケーキ、実はキャンドルが一本足りないのですが・・・これもまたいい思い出になるでしょう!(笑)
16歳の誕生日おめでとう。
これからも高校生活思い切り楽しんでね。
末森陽子
ブログ 「la fleur ラ・フルール」 http://lafleury.exblog.jp/
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