50代からのごきげんファッション―私の好きなもの満載、青山のエルムタージュで!
『ちょっと5分だけ』
移動の合間に、表参道は紀伊国屋の裏手にあるセレクトショップ「エルムタージュ」へ。
私の大好きなブランド、パリのマジェスティック フィラナチュールを発見。見つけただけでもうれしいのに、セール中でなんと70%オフ。Tシャツが1枚3000円とは!数年前、偶然にもパリで出会って以来、日本で偶然に見つけては、買っていましたから、たくさんがセールになっているとは本当にうれしかった。Tシャツやパーカーをまとめ買い。マジェスティック、着心地も見た目通り、本当に気持ちがいいのです。
好きなものを身に着ける幸せ
「エルムタージュ」は「隠れ屋」という意味の小さなお店ですが、小さなお店の中に私が欲しいと思うものが詰まっています。デパートに服を探しに行っても、靴やバッグを探しに行っても、何も買わずに帰ってくることが多いのに、ここでは『次はこれを買おう!』と思うものがたくさん見つかります。何て言ったらいいのかな?お金まみれじゃなく、趣味のいい、さりげなくってセンスのいいものが揃っているショップです。
心に旅をくれるモノたち。自分らしく生きなさい!って。
Tシャツと一緒に買った底にアイスブルーのスエードを張った白いトートバック。
白い服に白いバッグを持ち、サンダルを脱いで海辺を歩いて行きたいな。こういうスタイルは本当に好き。いくつになっても、心は自由でないといけないと。人と自分を比べて偉ぶったりしない、卑下したりもしない。地面の熱さや光、花の匂いや木の匂い、自然を感じ取る感性だけは大事にして。うんとうんと素敵な大人の女性になりたいと、うんと旅してやるぞ~と決意して。バッグ一つで、うんとモチベーションが上がります。
自然体でエレガント。年を経てこそ、だんだんとシックになりたい。
年を取るということは、だんだんと先が見えてくるということ。
タイムリミット、時間に、人生に制限ありということに気が付きます。だからこそ、自分が心の底から好き、信頼できるものや人にめぐり合いたいと思うようになりました。仕事も、友達も、食べるものや着るものもみんな同じです。
贅沢でなくていい、人生の喜びは心地よい日々の暮らしの中にあるのだと思っています。
年をとっても私はこんな生き方でいく。素でシックなものが私の心を引き立たす。
青山の「エルムタージュ」で、夏の終わりのお買いもの。
エルムタージュ
http://fatale.honeyee.com/life/antenna/2012/heroomtage/
吉川千明さんの毎日YOJO は こちら