ハッピーな女神達でいる為に!体がかなりきつい時のお手当法
更年期はそれでなくても体が大変な時期なのに、
子供の受験や仕事での重責、それにいよいよ親の介護等が重なるなど
かなり私達の体は深刻。
更年期の体の保ち方がその後30年の健康の質を左右するとも言われています。
工夫次第で上手に乗り切ることができます。
今日は私が実行していることをご紹介致します。
首肩がガチガチのあなたには、漢方を試して欲しい
気が滅入る、ストレスが体には何より悪いとわたくしは思います。
「気」の補充には漢方を上手に利用しています。
ホルモンは脳と一緒に動いています。
女性ホルモンは、脳からの指令で卵巣から分泌されるホルモンです。
卵巣機能が落ちるこの時期、脳は油断なく卵巣を見張っているのですが、そこへストレスがかかると自律神経、情動系、免疫系と本来連動している体の動きも、感情もバラバラになってしまいます。
体を守っている免疫系がガタガタになるのですから、大きな病気になりやすくなります。
漢方は体質改善や体の底上げをしてくれることで知られていますが、「気の巡り」を良くしてストレスケアをしてくれるという大きな特徴があります。
写真は、私が飲んでいる漢方。夜寝る前に飲んでいるものです。
右の細長い方が「抑肝散加陳皮半夏」。気をうんと使って、首肩ガチガチという重度の!疲れにぴったり。
左は「帰脾湯」。気持ちが不安で眠れないという時に飲みます。
体は常に温めて!ヘロヘロになりがちなあなたのための漢方は?
私が朝、飲んでいる漢方薬です。
白い帯は「茯苓飲合半夏厚朴湯」。私はこれに「紅参」という高麗人参を蒸してパワーアップさせたものをプラスして飲んでいます。体力、気力ともの補ってくれる漢方です。飲み続けていると体が丈夫に、気持ちのキャパが大きくなっていくのがわかります。
赤い帯は漢方の定番中の定番である「十全大補湯」。
10のパーフェクトな生薬がブレンドされた漢方という意味です。世界を代表するアダプトゲン植物、どんなことにも適応するという高麗人参を入れた代表的な処方です。心身ともに疲れが激しい時に、本当に助けてもらってきました。
白組に赤組を足したり、白だけだったり赤だったり、その時の自分に合わせて使い分けています。
漢方は、同じような症状が出ていても、人によって違う漢方が選ばれます。
元々の体質、気質は人によって違いますから。
漢方はとてもパーソナルな治療薬です。私は、麻布十番にある麻布ミューズクリニックの渡辺賀子先生に処方してもらっています。私の体質気質、私の今のライフスタイルをよくわかって出してくださいます。脈をとって、腹診をして、話をよく聞いてくださってお薬が出てきます。
漢方をもっと知りたい方は、私が理事をしている「みんなの漢方」というサイトを参考にしてみてください。
http://www.mkampo.net/all_message.html
更年期には漢方が本当に役に立ちます。
まだ、漢方には、というあなたには。スーパフードの「マカ」がおすすめ
一番大事なのは毎日の生活。
食事、睡眠、休養、そして運動。
食事が本当に大事と思います。でもいつもの食事では足りないという人に、
そして漢方は未だというあなたには、レッドマカがおすすめ。
中南米アンデスのマカは、昔から男女共の精力剤として大切にされてきました。体を温め、ストレスに対抗する力をつけてくれます。
アメリカで大流行している「スーパーフード」の中でも代表的な植物です。
アミノ酸を多く含み、しっかりした体づくりにもお勧めです。
朝、豆乳や牛乳に溶かしてドリンクとして飲んだり、お料理に入れて使います。
アミノ酸がだしのような役目をして、煮物やシチューに入れたりするとお料理の味がぐんとアップします。
私のおすすめは「サンフード」のレッドマカです。
体が温まるのがわかりますよ。
そして真打ちはこれ!うつから身を守るホルモン補充療法
更年期—女性ホルモンのエストロゲンが激減するこの時期は、気持ちが暗〜くなる時期。
微量のエストロゲンを補充することによって、うつから身を守ることは大事な自衛手段と私は考えます。
体力の底上げをする漢方とダイレクトにエストロゲンを補充する方法。
わたしはその両方ともを上手に利用するべきだと考えます。
それに美容にもホルモン補充療法はかなりおすすめ。
ホルモン補充療法=HRT(エイチアールティー)をしている人のお肌は透明感があってみずみずしいですから、一目でわかります。
今は、健康保険が適用になっていますからかかりつけの婦人科で保険で処方してもらえます。
とにかく楽しく行きましょ!
こんな格好で失礼します。
代官山駅内にあるジューサリーで、スーパーフードで作ったスムージーを立ち飲み中。
本日は午後になってエネルギー切れ。
甘いものが欲しい時間ですが、私は、これで夕食までしばしエネルギーチャージ。
ジューサリーの若者達とおしゃべりするのも息抜き。
皆様、私の更年期SOS対策お役に立ちましたでしょうか?
今日は「薬」系をご紹介しましたが、あとは心、気持ちの持ちようかしら!
辛い時期、少しでも楽しく過ごしてくださいね。
吉川千明さんの毎日YOJO は こちら