50代も半ば
これが私の仕事です
今日は、私の仕事場をご案内致したいと思います。
今週は、大阪の高島屋さんで仕事をしています。
「吉川千明の厳選ナチュラルコスメ」、イベントの真っ最中です。
写真はイギリスのオーガニックブランド「イラ」とギリシャのオーガニックブランド「アピヴィータ」のスタッフさん。
9時40分から始まる売り場朝礼を済ませて、わたしはみんなに売り場の様子を聞いて回ります。
前日に売れたもの、売れなかったもの、どんなお客様がいらしたか?
お客様はどんなものを探していらっしゃるか?
もちろんお仕事ですから、一人一人が自分の売上も、目標もしっかりわかっているか、欠品がないか?数字も大切です。ブランドを一つ一つ回って、様子を聞いていきます。
私がお給料をお支払いしている、私のスタッフ達ではありませんが、そんなことはかまいません。
たった1日そこに立つ、1日限りの派遣さんでも一緒。
ちゃんと1人前の人として、関わりあう、私はそう決めています。
今回、イラさん達の接客は、とっても評判で、百貨店の中で働く人たちが、評判を聞きつけて、イラの製品が随分とたくさん売れていました。
アピヴィータさんも、とても穏やかで感じのよい説明で、ローヤルゼリーの入った私たちミドルエイジに評判の「クイーンビー」のシリーズのスキンケアが売れて、美容液など残り1本になっていました。
頼りになるネー様は私達世代
齋藤真奈美さん。私と販売員講座をやっている長年の仕事のよき相棒です。
今回は、ヴェリマさんの売り場に立ってもらうことにしました。
OJTと言って、現場で見せて直接教えることも大事です。
さすがネー様、私も斉藤さんがいると安心して仕事に没頭できます。
「齋藤さん!」と私が手を挙げるとパッと飛んできてくれて、難しい状態のお客様のお肌は彼女に伝えて、お顔の上で直接製品を試してもらいます。
私と同じメノポーズ(更年期)カウンセラーであり、国際ライセンスのエステティシャンの免状も持っています。皮膚科学にも精通しているので、
あうんの呼吸で、伝えたいことを理解してもらえます。
経験と知識、そこに向上心が加わって、
ミドルエイジには、ミドルエイジにしかできない仕事の役割があります。
私たちは、それを誇りに思ってよいと思います。
どちらかな? ー 柔軟な人が伸びるvs変わらない人が伸びる?
フランスのオーガニックコスメ「フィッツ」のスタッフさん。
常に、謙虚で感謝の心の持ち主。
私の研修を受けていただいたことがあるのですが、
「あの時に、パッと気がづいた!」「先生のおかげです。」といつも言ってくれます。
「いや〜、あなたが感じとる、理解する力があったからよ。」と私は言います。
全ての製品が良いものでも、優先順位、プライオリティをつけて売っていかなくてはいけません。合理的に考える習慣が必要です。
そして、いつもみんなに伝えているは「お客様の言葉や行動に真実があるのよ。」自分が思い込んでいることを真っ白にして、真実に目を向けて見ることが必要です。コスメで言えば、お客様が喜んで2度目に買いにくるもの、リピートする製品がやっぱりいいもの、売れていくものです。
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私の大事な仕事は「人育て」と「オーガニックを広げていくこと」、そして「女性たちの健康」、この3つです。
私の仕事の軸です。
頭は常に柔軟に柔らかく、
でも信念、軸はブレないこと。
一見相反することに見えますが、これが重要なのだと思います。
今回私が売り場で買ったものをご紹介します。
お客様の気持ちと同じ気持ちで仕事をしたい!いつも思っています。
百貨店、デパートの仕事の時は、売り場で買い物をするようにしています。
どんな時に自分が買いたい気持ちになったのか?
自分がどんなものに魅かれるか?
私の事務所には、どっさりと化粧品が送られてきますが、いただいものだけでは判りません。真剣にお化粧品を試すには、お客様として、自分のお金を使って買ってみなければ判りません。
私の昨日のお買いものをご紹介します。
写真は、「イラ」の「ナイトクリーム」と「美容液」。
アマゾン植物を配合した、ふんわりとしたジェル状のクリームと美容液です。
ホテルに持ち帰って使います。
気持ちよく肌になじみ、肌が内側から元気になります。
しっとりと細やかな粉を見つけたら即!買いましょう
写真は、ドイツの「ドクターハウシュカ」のアイシャドー。
淡いベージュはベースとして。その上にやさしいスミレ色の2色を使いわけます。ドクターハウシュカは、世界でも最も古く、由緒正しいオーガニックコスメブランドに入りますが、製品は常に研究されており、メイク製品にも定評があります。
白鳳堂の筆を買うならここ! ー 化粧筆を買い足しました
メイクは筆で決まる!
アイシャドーのおまけについてくる小さなチップではメイクはできません。ドクターハウシュカのアイシャドーを買ったついでに化粧筆を買い足すことに。白鳳堂さんの化粧筆は有名ですが、ここ高島屋の売り場は、店員さんの質が高いことでも有名です。最近は、海外からのお客様に取り囲まれて、昼間は、混雑して私たちが寄り付けないほど。
今日は、目元用とリップ用、合計5本選んで買いました。
どうして、ここで買いたいのか?買わないのか?自分の気分を検証しながら、「販売」や「接客」というものを考えます。
私は現場が好き、お客様が好きなんだなと思います。
後輩を育てているつもりが、自分が育てられているのだと思います。
体調を管理しながら、これからも頑張っていきたいと思います。
「商売商売」
商売させていただいて、お客様に喜んでいただいて。
「ほんま、おおきに!」