ハワイで確信。やっぱりオーガニック!
今、私が居るのは、ハワイのオアフ島にあるスーパーマーケット「ホールフーズ」。ここは、名だたるオーガニックの大型スーパーマーケット。
カイルア店とカハラ店、オアフ島にある2店ともに連日通っております。
今回は、仕事のリサーチと少しの休暇を兼ねてのオアフ島での1週間。
どんなに気をつけていても、海外に来ると、食事がヘビーになり、体がきつくなるものですが、今回は、本当に楽。
どっさり食べても、数時間後には体がすっきりする「ホールフーズ」のテイクアウトのご飯に助けられました。
魚系で5種類。肉系で5種類。スープだけでも10種類。
ありとあらゆるスタイルのお料理がオーガニックやヘルシーな食材で作られて売られています。
からだは正直。命の喜びに満ちたものを食べなくちゃ!
「ホールフーズ」。このスーパーにはいくつかの約束ごとがあります。
その一つに、地元で取れる食材を最大限に取り入れる約束事、「ローカル」(Local)という項目があります。
燃料を振りまいて遠くからもってきた過剰な冷凍やら冷蔵やら、薬品に頼らずに、地元の農家さんからきた、新鮮で、食べどき丁度の果物や野菜、卵やお肉、ミルクなどを買っていこうという約束事と決意です。
日本でいう「地産地消」。そこの場所で作って、そこの人たちのために提供する。農家さんたちも自分たちの作ったものがどうなっているかすぐ近くで見えるから、張り切って作るだろうし、採れたてですし、素晴らしい食材からは美味しい料理が生まれます。
写真は、店内で絞っているフレッシュなスイカのコールドのプレスジュース。酵素が生きています!こういうジュースが飲みたいのよね。
「ここにいると長生きしそう!」
オーガニックやエコの考え方の基本に「サスティナビリティ」(Sustainability)という言葉があります。直訳すると「そのままで行く能力」のこと。「捕り尽くさない」「種を絶やさない」「殺さない」「汚染しない」「破壊しない」、そうしないでもやっていけることという意味があります。
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日本人が大好きなマグロですが、あの美味しさに世界中の人達が気がついて、みんなで競いあって捕っている今、高価な本マグロなど、壊滅状態になっています。捕り過ぎないように、制限がはじまっています。人間のせいで、大事な「種」が絶えてしまっては、申し訳ありません。お料理の食べ残しや無駄に捨てているものを減らす努力もしなくてはいけません。自然界の種を守るために、私たちの食料を確保するために、養殖など環境を侵さない養魚の仕方が工夫されています。こんなに自然に恵まれたハワイ州でも海を汚さない養殖が研究されています。魚の話を出しましたが、オーガニックやエコの考え方は、果物や野菜の栽培だけにとどまりません。魚も肉も、衣類や何もかもに関係しています。
突き詰めていくと、オーガニックという「考え方」に行きつきます。
「自分がよければそれでいい」ではなく「みんなで良くしていく」という考え方。安心して暮らしていける世界を次世代のために残していくということ。
「ここにいると長生きできる気がする・・・」
妹がお弁当を食べながらぽっつり言いました。
「わたしもそう思う。」
心の平安こそ、長生きの秘訣だよね。
さあ、本格的オーガニックの時代、日本でも始まります
ホテルで見た今朝の朝刊。
あのイオングループが、本格的にオーガニックに取り組むことになったと
まさに書いてありました。
日本ではなくて、フランスのオーガニック農家たちとの提携です。
これはかなり画期的なことです。
量と効率を重んじてきた業界最大手のスーパーマーケットが、オーガニックに本格的に取り組むと宣言するとは!
「どうしてフランスなの?」妹に聞かれました。
日本の有機の農家さんからだと量が全然足りないのと、まだまだ日本の農業の体制はそうなっていないのでしょう。
とっかかりはフランスでも、それに刺激され、市場があるとなると、日本の農家さんも有機に取り組むようになるでしょう。完全オーガニックとまでいかなくとも、エコファーミングで、いずれ作物を作るようになるでしょう。
エコファーマーが増えたら、幸せになるよ。第一、農家さんが一番幸せになる!
アロハの心、50代、私はオーガニックに生きたい!
美容家という肩書きで、まさに美容を生業にしてきた私が今行きついているのは、本当の美しさ、体の中からにじみ出るような若々しさは、化粧品からではなくて、普段の生活と心の状態からしかないということ。
食べること、寝ること、体を動かすこと。不安の中に自分を置いておかないで、大丈夫だと、自分を勇気付けること。
特に、若さを保つにも、病気を克服するにも、食べ物がとにかく大事。
Local、自分の暮らす場所を愛しましょう。
Sustainability、生きているもの全て、生きていること自体に愛を感じましょう。
それにしても、ハワイの日差しは強かった。紫外線だけでなく、50代には、強い日焼け止めによる肌アレやかぶれがこたえます。
日焼け後に、アレやかぶれ癖をつけないように、
次回は、日焼け対策と日焼け後のケアをお伝えすることに致します。
ハワイから愛を込めて。
Aloha!