2年前大腿骨骨折で1か月入院した私ですが、
なんと今度は我が家の主人が脊柱管狭窄症で手術です。
まさか夫婦二人で整形外科のお世話になるとは、なんともトホホですが、
無事に終了しました。
病院の場所は魚沼から高速で1時間半くらいかかる、
新潟県のちょうど真ん中に位置する、三条市。
3日間通い、すっかり慣れた私は、
以前から行ってみたかったお店でお一人さまランチをすることにしました。
こくわ、ってご存知ですか?
別名サルナシ。これは模型です。
魚沼の我が家の周りの山でも採れ、
山のキウィとも言われる果物です。
味もさることながら、輪切りにしたその表情はキウィそのものなのです。
初めて見たときは感動しました。
昔はこうした山の果物が貴重なおやつだったんですね。
完熟するととても甘くなるそうですが、
まだ完熟モノには出会ったことがありません。
三条市の下田(しただ)地区は
このこくわが他県のそれと比較しても
実の大きさや甘さや成熟するまでの落果率などでも
とても優れている、隠れた名産なのだそうです。
三条市の中心街から約12キロ。
あたりは普通の家がだけが立ち並ぶ田舎の住宅街です。
県道に面した家の玄関前に、
あ、営業中のノボリが見えました。
ここ、入って行っていいの?
営業中ってかいてあるけど、どう見ても普通のオウチだし。。。
お店にはみえない。
車が1台、何とか通れるけど、いいのかな?とちょっと不安になります。
そして、その母屋の後ろに……
ありました、ありました!
古民家風の建物です。
中には先客が数人、カウンターに座っているのが見えました。
女将さんが気が付いてくれて、思わず会釈。
中に入ると、わぁ~~っと声が出てしまう、女史が好きなテイストです。
でも女史のみならず、先客は年配のご夫婦、
そして、
後から入っていらした方もこれまた年配のご夫婦でした。
居心地がいいんだろうなぁ。
メニューはこくわ屋の名のごとく、
こくわを使ったカレーや、
肉を使わない菜食のワンプレートランチ、
自然の素材を使用したジェラードなどなど。
本当に体に優しそう!
私の注文したのは、
野菜だけ、水分は全く入っていない野菜のカレーです。
さっぱりとしててあっという間に平らげた!
ご飯を少な目にしてもらったのを後悔しました。
ご飯は玄米、白米、そしてこの日は、
ブルーベリーの原種と言われるあたんざきのごはんから
選べました。
ほんの少し紫がかったご飯がそれです。
デザートはそのソースがかかったジェラードにしました。
これまたさっぱりとしててカレーの後には最高です。
コーヒーは一杯一杯、豆から挽いていましたよ。
こくわカレーはレトルトで販売もされています。
こくわのソースやドレッシングもあり、私はこれを買ってきました。
酸味と甘みがバランスよくて、野菜にもお肉にも、
揚げ物にも合いましたよ。
こくわという果物に特化したカフェは
全国でもきっとここだけですね。
手作り感満載の店内、そしてお料理ですが、
なんとお土産用のこの袋に押してあるものも、
女将さん作の消しゴムハンコでした!
主人が退院したら、また行ってみます!
今度は半分カレーと半分ハンバーグのセットにしてみる予定っ!