ずっとお参りしたいと思っていた、伊勢神宮。
ご縁あって、ようやく果たすことができました。
皆様ご存じの通り、昨年は20年に1度の式年遷宮。
本当にたくさんの方がお伊勢さんを訪れましたね。
その翌年にあたる本年は、<おかげどし>
<おかげどし>に伊勢参拝をすると、
とくに多くの「おかげ」=恩恵を授かるとされています。
素晴らしいめぐり合わせのお年に伊勢参宮が叶うのは、
なんて幸せなことでしょう!
伊勢詣では、江戸時代に大流行しました。
あたかも当時の旅人のごとく、
「いざ、江戸よりお伊勢さんへ!」
そんな気分で、品川を出発。
もちろん文明の発達に甘え、
品川駅より新幹線に乗り、名古屋まで。
名古屋から近鉄に乗り換え、ついに伊勢の地へ!
伊勢参拝順路は、多くの場合
まず「外宮(げくう)」にお参り。
その後、「内宮(ないくう)」にお参りするのが、ならわしです。
伊勢市駅より外宮までの「外宮参道」
道の両脇には、たくさんのお店が並んで、にぎわっています。
およそ400メートルの参道を楽しみながら歩いていると、
<ぱんじゅう>と遭遇。
甘いものの誘惑には、勝てませんね。
心惹かれ、抹茶味を購入。
濃いお抹茶の味が口に広がりました。
お参りへの気持ちは高まる一方ですが、
「せんぐう館に寄ってから、お参りするといいですよ」と
アドバイスをいただいていたので、
まずは、「せんぐう館」を訪れました。
厳かで、とても美しい館内シアターの映像。
素晴らしい展示品の数々。
迫力の模型は、一見の価値あり。
知人のアドバイス通り。
「せんぐう館」を訪れたことで、
神宮の学びを深めてのお参りをすることができました。
皆様にもお時間に余裕がありましたら、
是非のお立ち寄りをおすすめいたします。
せんぐう館横の休憩所から望むまがたま池には
青葉が映え、たいそう美しい景色でした。
神宮の存在が、まさにすぐ近くだという事実に、
気分がどんどん高まってまいります。
外宮です。
外宮は、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)のこと。
天照大神のお食事を司る神の
豊受大神(とようけおおかみ)をおまつりしています。
衣食住をはじめ、すべての産業の守り神だそうです。
正宮(しょうぐう)、
多賀宮(たかのみや)、土宮(つちのみや)、風宮(かぜのみや)
と、厳かな気持ちでお参りをいたしました。
伊勢神宮での参拝作法は、
2拝、2拍手、1拝。
お参りが叶ったことへの感謝の気持ちを伝えました。
御厩(みうまや)では、凛々しい白馬と会うことができました。
くりくりとした目でじっと見つめてくれた瞬間、
神馬と心が通った様でした。
外宮へのお参りを終え、いよいよ皇大神宮(内宮)へ。
身の引き締まる思いです。
神聖な内宮のご様子は、次回お伝えいたします。
伊勢神宮
www.isejingu.or.jp/
式年遷宮記念 せんぐう館
www.sengukan.jp/