かわいいものが大好きな40代の友人が、ある日、「素敵なお店ができたのよ~」と、連れて行ってくれたのが、「Wonder Sweets KIYONAGA(ワンダースイーツ キヨナガ)」です。
パステルカラーのカラフルな店内が、店の外からもうかがえます。
入口そばのショーケースには、洋菓子?それとも和菓子?星形やハート型のもなか、白あんがサンドされたマカロンなど、いままで見たことがないようななんともラブリーなお菓子が並びます。
そのケースの中に、見たことがある歴史ある唐菓子「清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)」があるではありませんか…。実は、このラブリーなスイーツサロンは、創業400年の老舗和菓子司「亀屋清永(かめやきよなが)」が、セカンドラインとして、今年夏に始めた斬新なお店なのです。
和菓子のイメージを大きく広げた世界がそこに…。このお店のオーナーは、長らく「亀屋清永」で技を磨いた息子で18代目の前川清貴さん。「もっと若い人たちにも、楽しんでもらえるようなお菓子を作りたい…」という思いが、女性なら行ってみたいラブリーな雰囲気のスイーツサロンになりました。前川さんの確かな技術と、豊かな想像力が生み出したスイーツです。
伝統の和菓子の技を踏まえ、洋菓子の魅力を融合させた新しい美味しさ。「こういう味は、初めて~」と味わう人が思わず声を上げる斬新さ。
ハート型のもなかには、ストロベリー味の餡、チョコレート味のショコラ羊羹など、和菓子も洋菓子も大好きという人には、その両方が一度に味わえる感じの夢のようなお菓子です。
パッケージの可愛さも心躍るものが…。そのため贈り物にする人が多いそう。こんなお菓子を頂いたら、思わず微笑まずにはいられないのでは?
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店内の奥は、お茶とお菓子が味わえるサロン。「お店の名前の通り、不思議の国のアリスのティータイムみたいね~」と、40代の友人の乙女心がときめきます。
そう、このスイーツサロンは、そんな乙女心をもつ大人の女性の間で人気急上昇中。
歴史ある老舗の和菓子店だからこそ、大人の遊び心を満たすお店ができたのかもしれません。
「ここに来ると、お友達のプレゼントだけじゃなく、自分へのプレゼントも買っちゃうの~」という友人。ラブリー好きには、見逃せない、本当に可愛く、しかも、菓子好きを唸らせる斬新な美味しさが体験できるスイーツサロンです。
Wonder Sweets KIYONAGA
京都市中京区占出山町301 ☎075‐354‐5422
営業時間/平日11:00~18:30 土・日・祝日12:30~19:00
定休日/火曜
小原誉子ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」