宿屋にとって一番忙しい8月が終わった、
と、前回書きましたが、今年はちょっと塩梅が違います。
いつもは静かな9月ですが、今年はお客さまで賑わい、
おかげさまで忙しくさせてもらっています!
さて、とは言え、
さすがにバテ気味だったので、ちょこっと息抜き。
魚沼市のお隣、南魚沼市六日町駅からほど近い、
焼き鳥屋さんへ行ってきました!
都会と違って、
地方では外に飲みに出る、というのは
案外ハードルが高いんです。
なぜかというと、電車がない、から!
唯一の足は自家用車。
でも、飲んだら乗れない。
そこで登場するのは’運転代行’というもの。
乗務員2名が タクシーで利用者の元へ向かい、
利用者はタクシーに乗車し、
もう1人の乗務員が私の車を運転します。
便利なんですが、時として、飲み代より高いという、
地方あるある、なのです。
久々に外出するんだから、今日は豪勢に行こう!というわけで、
まずは車で駅前のタクシー会社へ。
そこに車を置いて、帰りの足も確保。
上越線の小出駅から小さな旅がスタートです。
小出駅は一日4本しかない只見線の始発駅でもあります。
只見線については雪流れの記事の時に書いたことがありますが、
鉄道ファンの間では
その沿線の景色のすばらしさで根強い人気があります。
残念ながら途中の美しい橋の幾つかが、
平成23年度の新潟福島豪雨で流されてしまいました。
沿線では、只見線復活のために、地域一丸で盛り上がっています。
来月には’魚沼1.000人もつ焼き大会’なるものも開催予定なんです。
’もつ焼き’は魚沼のソウルフード。
それをを沿線の直線道路で、
しかも1,000人でやろうという壮大な規模のイベントです。。
そして、一番の目的は、
通り過ぎる只見線に手を振ろう!というもの。
なんだかワクワクしますよね。
さて、今日のお店は、
もつ焼きならぬ、焼き鳥屋さんです。
魚沼もお洒落なお店があるんですよ。
ご主人は魚沼市旧広神村のご出身です。
お料理の素材も、地元産をできるだけ使っています。
さあ、いよいよ美味しいお料理をご紹介します。
こちらはお通し。
魚沼のこちらも隠れた名産枝豆と
うっすらと塩味のついたお豆腐です。
お決まりのビール、ですが、
こちらでは、ご主人が東京でベルギービールと焼き鳥のお店で修業されたご縁で
魚沼では他にない、ベルギービールがたくさんそろっている珍しいお店なんです。
焼き鳥屋さんとはいえ、
野菜の献立も豊富です。
タイ風ピリ辛春雨サラダはパクチーを大盛りにできるんですよ!
野菜大好きの私は実は肉の油身が苦手、
そして鶏肉も苦手なのですが、
なぜか、レバーのたれ焼きは大好物!
それはちょっとおかしいでしょう!と言われながら
絶妙の焼き加減のレバーを頂きます!
焼物も野菜のランナップが豊富です。
八色シイタケやトマトや、オクラ、トウモロコシなどなど、
どれも備長炭で焼き上げます。
アボカドも甘い!。
実はこの日、
中学の友人が訪ねてきました。
そこで、あるじと友人と一緒に飲みに出かけた、というわけ。
久々に楽しい居酒屋ナイトとなりました!