平昌オリンピック開催まで2ヶ月をきりました。
ワールドカップなどの日本選手の活躍が連日伝えられ、オリンピックでのメダルの期待も高まってきましたね。予想では前回のソチオリンピックよりも多くのメダルが獲得できそうです。
ウインタースポーツの花形といえばフィギュアスケートですが、私が今一番注目しているのがカーリングです。
軽井沢町は1964年の夏季オリンピック東京大会の総合馬術の会場と1998年冬季オリンピック長野大会のカーリングの会場、夏季・冬季どちらも会場となった世界的に珍しい場所なのです。軽井沢風越公園には記念の聖火台が二つ並んで設置されています。
その軽井沢風越公園内には国内最大級のカーリング場、軽井沢アイスパークがあります。
ここを拠点にしている日本カーリング選手権大会5連覇中のSC軽井沢クラブが、平昌オリンピックの男子カーリング日本代表として選出されました。
日本の男子カーリングは1998年の長野大会の時、開催地として出場した後は20年間オリンピックに参加することができませんでした。ついに今回、20年越しの願いが叶い、長野オリンピックの際にカーリングの試合を観戦していたという両角兄弟のチームの出場が決まり、ついに夢の舞台に立つこととなりました。
世界選手権でも上位チームのSC軽井沢クラブの特徴は”攻撃的なカーリング“
この力強い攻める姿勢がカーリングを面白く魅力的にしていて、まったくカーリングの知識のなかった私が引き込まれていった理由です。カーリングって氷上のチェスといわれるくらいだから、難しそうなんて思わないでください。試合をご覧いただいているうちになんとなくわかってきますので、是非皆さまも平昌オリンピックの放送をご覧になり応援していただけたらと思います。
この軽井沢アイスパークでは国内外の試合はもちろんですが、初心者(年齢5歳から)でも参加できるカーリング教室も開催中です。道具やシューズなどのレンタルでき、基本動作からルールまで教えてくださるそうですので、私も参加してみたいな~と思っています。5歳からOKなら普段運動していない私でも大丈夫かしら。
二階には展示スペースもあり、カーリングの歴史やルール、道具の説明など、カーリングについて深く知る事ができます。
実際にストーンを持ち上げることもできるのですが・・・私には重くて持ち上げることはできませんでした。
SC軽井沢クラブも出場する”軽井沢国際カーリング選手権大会“が12月14日から開催されます。ルールなどわからなくても歌舞伎鑑賞の時のように試合の状況を教えてくれるFMラジオの無料貸し出しや、寒さ対策のためのひざ掛けなどの防寒グッズの用意もあります。
カーリングは比較的地味な静のイメージでしたが、ストーンがぶつかり合う音や選手間の掛け声、応援にタンバリンや鳴り物系を使ったりと賑やかでエキサイティングです。
選手や応援に来ている世界中の方々との交流もでき、国旗のフェイスペイントサービスや、プレゼント交換したりとなかなか楽しい雰囲気。実際に試合会場に足を運ぶことは、試合を観戦するだけでなく会場全体を楽しむことができてやっぱりいいですね~
世界で活躍する選手の試合を実際に観戦することのできるチャンスですのでお勧めです。
軽井沢アイスパークは一年を通じてカーリングを身近に感じることができる施設です。
軽井沢駅より車で15分ほどの場所にあり、近くには塩尻湖を中心に軽井沢の自然と文化を堪能できる軽井沢タリアセン、植物園、美術館、発地市庭などの観光地があります。
軽井沢を楽しむひとつとして、カーリング体験や応援をされてみてはいかがでしょうか。
そして、日本代表のカーリングチームの世界での活躍により、多くの方がカーリングについて感心を深め、日本でのカーリングの発展につながる事を願っております。
軽井沢アイスパーク
http://www.kazakoshi-park.jp/ice-park
軽井沢国際カーリング選手権大会