小江戸川越に行ってまいりました。
首都圏から近いことと、街を歩いて回れることで、
老若男女問わず、また昨今は外国の方にも人気の街です。
特急レッドアロー小江戸号で新宿より45分の旅は、
大きな窓の2人掛けでゆったりと座れ、快適です。
【川越氷川神社】にお詣りに行きます。
駅から少し離れているので、駅前から東武バスに乗ります。
交通事情にもよりますが、乗車時間は10分ほど。
バス停から歩いてすぐにある大鳥居の高さは、およそ15メートル。
木製の鳥居としては、日本一の大きさを誇ります。
さらに扁額社号は、勝海舟の直筆です。
川越氷川神社は、今から1500年前に創建された歴史ある神社。
縁結び、家庭円満の神様として、信仰を集めています。
昨今では、恋愛パワースポットとして広く知られています。
訪れた日も、若いカップルや女子のグループが
続々とお詣りにいらしていました。
川越氷川神社は、ユニークなおみくじも人気です。
釣りざおを使って、しっぽにおみくじのついた鯛を釣ります。
授与品もかわいくて、人気があります。
特に人気の巫女さん手作りの「縁結び玉」は、大人気。
朝8時より1日20体のみ頒布しています。
お詣りの後、神社内を散策します。
願いが叶うパワーがアップすると言われている
拝殿横の絵馬トンネルをくぐって通ります。
大きな神社さんではないのですが、
境内に小川が流れ、多くの摂社・末社が祀られていて、
ご利益がぎゅっと詰まっている感じ。
箇所箇所でたくさんのパワーをいただきました。
とりわけ、「御神水」のある場所ではスーッと心身が清められます。
何だかいいことがありそうな予感。
お天気にも恵まれ、気分爽快。
川越のランドマーク【時の鐘】を目指し、歩くことにしました。
蔵造りの街並みを歩いていると、
【川越まつり会館】が目に留まりました。
ユネスコ無形文化遺産に登録されている【川越まつり】は、
川越が1年で最も賑わうときです。
昨年は、2日間で73万人もの方が訪れました。
スケールの大きな絢爛豪華な山車の競演「曳っかわせ(ひっかわせ)」が、
最大の見どころです。
【川越まつり会館】は、お祭りには足を運べない方も、
いつでもお祭りを楽しめる場所です、
川越まつり会館を過ぎると、地図上では近くにあるはずなのに、
時の鐘の姿はなかなか現れず…。
歩いていると、左斜め前方に川越のシンボル【時の鐘】が見え、
「ようやく会えた!」と、テンションが上がります。
江戸時代初期より、暮らしに欠かせない時を告げてきた時の鐘。
現在は、1日に4回(6時・正午・15時・18時)、
蔵造りの街並みに鐘の音を響かせています。
「残したい音風景100選」にも選ばれています。
そして、川越初のチョコレート専門店【ブロマージェ】に寄ります。
昨年9月、古民家をリノベーションしてオープンしました。
明るい店内で、試食後にお好みのプロダクトが選べるのが魅力です。
お土産に、川越限定の「芋けんぴ」と、
香りが絶妙な「お醤油味」を買いました。
川越の街は表通りは混雑していますが、1本入ると静かないい雰囲気。
川越氷川神社さんが仰っているように、
川越の街は、長く続く伝統を暮らしの隅々に残したまま、
少しずつ「あらたまり」を刻んでいました。
桜のきれいな春。
川越氷川神社の縁結び風鈴がとても素敵な夏。
川越まつりの秋。
四季折々、たくさんの魅力あふれる小江戸川越に
すっかり魅了されている私でございます。
川越の街並みを思い出しながら、次はいつ訪れようかと
今からワクワクしています。
お寒さも本番でございます。
女史の皆様、あたたかで素敵な冬の日々をお過ごしになられます様に。
川越氷川神社
まつり会館
kawagoematsuri.jp/matsurimuseum/
*平成30年川越まつり
10月20日(土)、21日(日)実施予定