私が魚沼に嫁に来た25年前は
窓を開けて寝ては風邪をひく、と言われました。
実際に夏でも風邪を引きそうなくらいの涼しい夜でした。
今では、恐る恐るでも、窓を開けて寝ることも多い。
異常気象というのを文字通り肌で感じている魚沼です。
今年の夏から
なんだかとっても長く感じませんか?
我が宿のお客さまも、半ばうんざりとため息をつく方も多い。
8月上旬とはいえ、もう十分夏を味わった感じですね。
さて、
またまたもぎ取った1日のお休み。
今回は、近場の妙高高原へ行ってきました。
妙高は涼しい、と思いきや、やっぱりいずこも同じで、
昨今は異常なくらいの暑さだそうです。
こうなったら涼しいのは山の上しかないんだろうか!
となると、
宿でいただいた’妙高スカイケーブル’の割引券に、
思わず興味がそそられます。
いつもはたぶん行きたくないであろう主人も同意して、
しばしの空中散歩です。
宿の前のバス停からまっすぐ行くと乗り場があります。今日は視界が悪そうです。
遠くに見えるのはここから見える雲海が見事だという、噂の赤倉観光ホテル。
残念ながらやっぱりこの日は視界はぼぼゼロ。
あとで聞いたところによるとPM2.5の影響らしかった。
それでも、久々の空中散歩はワクワクでした。
さて、次の目的地は……
オープンしてからずっと気になっていた、
直売所と地場食材が食べれるレストランが併設された、
食と農のテーマパーク あるるんの杜
妙高高原からは高速を使い約40分くらいでした。
JAえちご上越がが運営する、いわゆる直売所ですが、
オープン当初から評判を聞いていたので
是非一度行ってみたかったところでした。
農産物の直売所’あるるん畑’と
そして、海に違い上越という土地柄、
海産物の直売所、’あるるんの海’。
農産物と海産物が一緒に存在する直売所は
今まで見たことはありません。
かなり画期的です。
そしてもっとすごかったのはレストラン部門の充実ぶりでした!
レストラン六花の里
直売所’あるるん畑’から仕入れた地場産野菜を中心に、
ビュッフェスタイルのレストラン形式で安全安心な食を提供しています。
ちまたではいわゆる’デリ’形式が流行っています。
新潟でもあちこちに見かけるようになりました。
確かにお洒落で、もう一度行きたいと思うのですが、
でも、なんだかどれも同じような味付けだなぁ。
実は密かに、満足感が薄いなーと思っていたんです。
ところがここは違いました。
ビュッフェなのでお替りは何度でも。
そしてなんといっても食材は顔の見える生産者のモノ。
メニューもバラエティーに富んでいます。
自分で作るオムライスというのもありましたよ。
味付けは濃すぎず、かといって薄くもない。
まさに母の味、といったところでしょう。
サラダバーの野菜も充実、ドレッシングも4種類、と、
野菜大好きな私にとっては天国でした。
この雪下ニンジンのドレッシングはオリジナル!
お土産に買ってきました。
野菜は少なくなると、追加もどんどん来てました!
まずは最初にお皿に載せたものです。
もちろん、お替りはしましたよー!
お皿も木製で、お洒落感もあるでしょう。
これにその日のデザートが付いています。
これは一度限りで、引換券が渡されます。
今日は地元上越産のサツマイモ、紅遥かのチーズケーキと
日替わりジェラード。今日はミルクでした。
いやはや、大満足のランチでした!
これで、大人1.500円はなんとも安いでしょう!
この旅の当日、
いざ出かけようと思ったら車のタイヤがパンクしてた!
その時、時はすでに正午近い!
速攻で直してもらって、13時にウチを出ました。
まずは関越道で軽井沢のアウトレットへ向かいます。軽井沢着15時。
滞在時間ほんの2時間弱を経て、今度は上信道を上越市(新潟県)方面へ進み、
妙高高原へ着いたのは、19時!
いつもながらの弾丸ツアーは、今回もとても中身が濃かったー!
新潟県から群馬県を小回りでぐるっと1周した感じです。
女史はタフ!、
そして、つきあう男子(主人)も、
タフでないとついてこれませんねぇ、
思わず苦笑の旅でした。
食と農のテーマパーク あるるんの杜
http://arurun-mori.jp/
レストラン六花の里
http://arurun-mori.jp/facility-rikka