毎日暑い日が続き、紫外線も降り注ぎ恐ろしくて冷房の効いた部屋から一歩も出たくないのではないでしょうか。
ですが、やはり夏は適度に汗をかき、適度に日の光を浴びないと心身共にダメになってしまう気がします。
ということで、今回は
「猛暑でも楽しめる鎌倉!」をタイトルに涼しそうな場所をセレクトして鎌倉散策をしてきました。
この日も猛暑日、外に立っているだけでも汗が噴き出てきてとても散歩するような気持ちにはなれません。
鎌倉駅に到着したらまず最初にランチをとりましょう。
しっかり食べて、しっかり飲んでお出かけするのがMoca流夏散歩。
あまり歩くと食欲が無くなってしまうので、最初の目的地は小町通り入って直ぐの路地にある老舗イタリアン
Amalfi Kitchin さんへ
今回は前菜、パスタorピザ、お肉orお魚、ドルチェ、ドリンクのランチフルコースを2つとも注文してシェアして食べることに。食いしん坊は全部食べてみたくなっちゃうんですよね。
まずは、前菜から
彩りも爽やかな前菜は
夏らしくトマトやシーフードなどサッパリとした食材でバテ気味のカラダに嬉しい。ボリューム満点でしたがペロリと食べてしまいました。
続けて、手長海老と魚介のペスカトーレとパルマ産生ハムとモッツァレラとルッコラのピザ
パスタはとにかくエビの甘さにびっくり!鎌倉に来たらやっぱりシーフードですね。もちろんピザもモチモチ。シンプルなので上質な生ハムの美味しさをしっかりと味わうことが出来ます。
メインのお肉とお魚
バジルソースのさっぱりとした真鯛と、コクのあるソースがお肉の中までしっかりとしみ込んだスペアリブ。やや濃い目の味付けが食欲を増進してくれます。
デザートは冷製プリンをチョイス。シャーベットのようなシャリシャリとした食感が暑い夏にぴったりでした。
かなりのボリュームのランチコースだったのでお腹いっぱい。
しっかり涼んだあとは小町通を鶴が丘八幡宮へ向かい歩くこと5分。小町通の出口手前の路地を曲がると閑静な住宅街の中にひっそりと映画館があります。
素敵な旧家のお屋敷にしか見えないこちら、映画の発展に大きく貢献した川喜多長政・かしこ夫婦の旧宅跡に映画文化の発展を期して2010年4月に開館しました。映画資料の展示や、映画上映をおこなっています。
この日の展示は
「魅惑の映画ポスターデザイン~甦る街角の芸術~」
(実は、これが見たくてやってきました)20世紀初めの作品の展示は、日本はもちろんチェコやアメリカ、ポーランドなど世界各地のユーモアやセンスに溢れたおしゃれな作品ばかり。
アートは時代を経ても新鮮で斬新! すっかり魅了されてしまいました。
文化・芸術で涼をとったあとは、天然の涼をとりにいきましょう。
続いて訪れたのは鎌倉駅からバスで8分(歩いてでも行かれますが、夏はバスがオススメ)の場所にある
「報国寺」
こちらのお寺は、ミシュラン・グリーンガイドで三ツ星に評価されています。数ある鎌倉のお寺でも三ツ星をもらっているのは二か所しかないのです。なんといってもこちらは、境内にある「竹の庭」が美しい。
写真を見ているだけでも体感温度が下がる気がしませんか?
竹林の中に散策路があり「休耕庵」という茶屋では竹林を眺めながらお抹茶をいただくことができます。
サラサラと風にそよぐ笹の音と、美しい竹林のの緑と木漏れ日、お茶の香り・・・五感で涼を感じることができる夏のベストスポットです。
まだまだ、暑い日は続きますが涼を求めたお散歩を皆さんもぜひ楽しんでください。
アマルフィ・キッチン
http://be-value.co.jp/restaurant/amalfi_kitchen.html
川喜多映画記念館
http://www.kamakura-kawakita.org/
報国寺