京都河原町通沿いにある商業ビル「BAL」は、上質の暮らしを提案するブランドが集まる人気のスポット。その1階に、今年7月7日「AKOMEYA TOKYO」という、京都の人たちがウキウキするショップがオープンしました。店の入り口には、北海道の「ゆめぴりか」、大分の「ヒノヒカリ」など全国の選りすぐりの10種類前後のお米が、玄米でケースの中に納められています。「あの~ここお米屋さんなんですか?」とお店の方に伺うと、「日本の食の素晴らしさをもっと味わって頂きたくて…美味しいごはんのためのものをいろいろ揃えています」とのこと。
ケース内の玄米は、1キロ以上から好みの分けづきでその場で精米をしてくれます。精米仕立てのお米の美味しさは格別なもの。しかも白米、七分、五分、三分など好みの具合で精米ができるとは、なんともうれしくなります。
白米は、精米してから夏なら2週間、冬なら一か月以内に食べ切るのが美味しく頂くポイントなのだそう。ここには、3合(450g)に小分けされたブランド米真空パックもあり、異なる米を次々に味わえる楽しみも…。「いくつか組み合わせて贈り物にされる方も多いんですよ」とお店の方。洒落たパッケージ入りなので、素敵なプレゼントに…。
美味しいごはんのために、炊飯鍋、おひつをはじめ、茶碗や箸なども棚に並びます。
さらに全国各地から取り寄せた評判のごはんのおともも種類豊富。夏の食欲不振を吹き飛ばし、ごはんが進む品々です。
また焼きあご、カツオ、煮干し、鶏節、野菜など風味豊かな出汁が手軽に取れる「出汁パック」は、料理の幅を広げ、味わいを深めるオリジナルの品。この出汁を使った炊き込みごはんや煮物は想像するだけで、垂涎もの。
次ページに続きます。
ショップには、ほかにも木綿のエプロンやトートバッグ、スリッパなどの洒落た雑貨も…。
実は、このショップを運営するのは、世界各地の魅力的なブランドのセレクトで知られる「サザビーリーグ」。なるほど、その品選びの素晴らしさに納得。
「AKOMEYA TOKYO」のショップコンセプトは、「お福分け」。ほかほかの美味しいごはんをいただく幸福感など、暮らしのさりげないしあわせを多くの人と分かち合うことを目指して作られたお店です。東京の銀座に本店がありますが、京都限定品もあり、ぜひ京都でも立ち寄ってはいかがでしょう。店内にいると、あれもこれも欲しいものが次々に…。食通の人への贈り物を探すにもピッタリ。オープン以来、京都でも評判になっているお店です。
AKOMEYA TOKYO
京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL1F
☎075‐606‐5444
営業時間 11:00~20:00
小原誉子ブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」