おうちで楽しむ、京の味と物
京都も緊急事態宣言が続いており、感染再拡大も懸念されていますね。おうちにいながら京都気分に浸れる、『おうちで楽しむ 京の味と物』をご紹介しています。インターネットや電話などで、全国どこからでも注文できます。
第41回
安心・安全のお手軽本格派スープ 「ちゃんとミールのおかずスープ」
今年の春に出会ってから、すっかり我が家の冷凍庫の常備品になったのが「ちゃんとミールのおかずスープ」。紙製のカップの冷凍スープで、電子レンジでチンするだけで、手軽に味わえるスープなので「ちょっと食べたい~」と思った時に、即、味わえ、とても重宝しています。
でも、冷凍スープと言っても、そのお味は本格派。ベースのスープの豊かな味わいと共に、ゴロゴロ入った具材の美味しさも充分楽しめるのです。
「ちゃんとミールのおかずスープ」が登場したのは、昨年のこと。そのきっかけは、コロナ禍におけるステイホームだそう。
祇園のフレンチレストランのオーナーシェフの前川純一さん、野菜ソムリエや料理講師などの西村秋保さんが、それぞれの力を発揮し、現在、そして未来に求められる食のスタイルを形にしたプロジェクトなのです。
そのコンセプトは、「ライフミール」。日常的に楽しめる飽きない味付けと健康にいい、バランスのよい食材使いなどが、それぞれのスープには見事に反映されているのです。
クリーム、トマト、出汁の3種類のベーススープと、肉、魚、野菜メインの3種類の具材を巧みに掛け合わせ、洋風、和風など変化に富んだ味わいの9種類のスープができています。このスープを自宅で作るには、相当の材料費と時間、労力がかかりそう…。
さて、スープのサイズは、180g入り520円~のミニカップと270g入り650円~のレギュラーサイズの2タイプ。それぞれのカップにマッチしたサイズの具材が入っています。
もちろん私は、いつもレギュラーサイズを購入。「ソーセージと大き目野菜のポトフ」や「ゴロゴロ野菜のトマト煮込みスープ」をはじめ「レモン香る鶏と野菜のクリームスープ」など
いずれもゴロゴロとした大き目の具材は、食べ応えも充分。まさにおかずになるスープです。
京都の北、鞍馬口駅そばのお店に行くたびに、次々に異なる種類のスープを購入。
スープを作るのは、鞍馬口のお店のキッチン。
そこには、厳選した食材をひとつひとつ丁寧に扱うスタッフの方々の姿が…。
店に設置された冷凍庫から、選んだスープを持参した冷蔵バックに入れてもらい自宅へ。
「今日はこれにしよう~」と、冷凍庫から出しては、電子レンジでチン。
もう鍋いっぱいに作ったスープを飽きるほど味わわなくても済む喜びを実感します。
実は、プロデューサーの矢野さんにお話を伺って「なるほど~」と思ったのは、「安心・安全のスープ」という点。その言葉は、化学調味や添加物を使わない食材の安心・安全だけではなく、その調理法にも当てはまる言葉だったのです。
「今は、子供たちだけで食事する家庭も多く、食事内容に問題があるケースも増えています。さらに台所で子供だけで火を使うのは危険…。だから電子レンジで美味しくて、体にいいものが食べられるようにしたかったんです」と矢野さん。
紙製のカップは、電子レンジから取り出す時も、熱くなく、そのまま持って食べられます。
もちろん環境問題にも留意したもの。
「わ~これ高齢者の方々にもいいですね~」と私。
「そう、初めは高齢者まで想定してなかったんですが、多くの方が贈り物になさっています」と。
冷凍スープなので、長期保存も可能。オンラインショップで全国配送も人気だそう。
仕事帰りに、コンビニしか食べ物が買えない人にとっても、このスープを冷凍庫にキープしておけば、安心なのでは…。
おうちごはんの強い味方になる、おすすめの京都生まれのスープです。
「ちゃんとミールのおかずスープ」
京都市北区鞍馬口通寺町西入る新御霊口町269-2
☎075-744-1734
店舗営業時間 10:00~16:00
平日のみ営業
小原誉子のブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」