秋も深まり寒くなって来ました。銀杏も色づいて紅葉の美しい季節となりました。
ファション業界はもう春夏コレクション発表されています。
私の大好きな日本の誇れるブランドYUKI TORII INTERNATIONALの2015春夏コレクションショーが10月16日にLAFORET MUSEUM ROPPONGIで開催されました。
パリコレ進出して35年、2011年10月には50周年100回記念を迎えました。35年前からパリコレで活躍を続けられているデザイナーは世界にもいないそうです。
2011年にNHK BS放送で鳥居ユキさんの密着取材番組があり、受注会のモデルとして出させていただきました。その時の写真です。
学生時代に母が買ってくれたのをきっかけに妹もずっと先生の作品のファンです。
パリのギャルリ ビビエンヌにお店があります。昨年フランス旅行に行った時に訪れました。とても雰囲気のいいブティックで綺麗な色使い、生地も仕立てもよく、パリジェンヌの憧れのようです。
さていよいよショーが始まりました。
この瞬間がとても好きです。
海外からもたくさんメディアが来てカメラを構えています。
たくさんのゲストが来てその中には鳥居ユキさんと親しい芸能界の方がたくさんいらしていました。
私の席から幕の内側でモデルさんがスタンバイしているのがちょっと見えました。
素敵な音楽に合わせて妖精のような綺麗なモデルさん達がランウェイを歩いて出て来ました。その写真が撮れないのは残念ですが、こちらのサイトでご覧になれます。
http://www.fashion-press.net/collections/3580
ポップな大人可愛いカジュアルなスェットの素材のスーツ、懐かしいギンガムチェックや水彩画のような柄、ストライプ、花柄、ドット柄のワンピース、ジャケット、パンツ、コート、南国に似合う鮮やかなリゾートドレス。
どれも素敵でした。
ショーの音楽、照明など外注ではなくて鳥居ユキさんはじめ社員の方達がすべて作っているそうです。舞台が大好きなのですがこのわずか一度だけのショーの為にどれだけのエネルギーが必要なのかは想像尽きません。
鳥居ユキさんはショーの前日は寝る時間も惜しまれて最終チェックをされていると伺いました。それなのに終わった瞬間の輝くような美しい姿はいつも素敵で感動します。
憧れの女性、このツーショットは宝物です。前にユキトリイファションショーの回でもご紹介させていただきました。鳥居ユキさんの色使い、小物使いはとても参考になります
著書「YUKI TORII STYLE BOOK」(朝日新聞出版)に美しく輝き続けていらっしゃる理由がわかります。ライフスタイルやオシャレのヒントがあって、とても人気の本です。
今回のコーディネートは花柄のワンピースと兎のファーコート。花柄が浮き出るように2重に布を重ねて立体感が出ています。ヒョウ柄の模様が大人可愛くて好きです。ふわふわとした手触りがとても癒されます。
生地から鳥居ユキさんが選んでデザインを決めます。
仕立ても良くて着心地もよくファッショナブルでオートクチュールのような上質さが感じられます。
その割にリーズナブルな価格とても魅力です。芸能界にも鳥居ユキさんのファンが多くてショーにもいらしているのでとても華やかです。写真を載せられないのが残念ですが
是非一度YUKI TORIIのお店を訪れてみてくださいね。
スタッフの皆さんがとても親切に応対してくれます。
鳥居ユキさんは映画の衣装なども担当されています。
モントリオール世界映画祭審査員特別賞グランプリ及びエキュメニカル審査員賞の2冠を達成した「ふしぎな岬の物語」の吉永小百合さんの衣装をデザインされました。映画や舞台でご存知の通りその役に合わせた衣装はとても大切です。
オリンピックに向けてメイド・イン・ジャパン、日本の製品、文化を見直すいい機会だと思います。日本の誇れるデザイナーの洋服を皆様に着て欲しいと思います。
素敵なファッションショーにお招きいただきましてありがとうございました。
YUKI TORII