こんにちは、寺社部長の吉田さらさです。
今回は、前回の記事に引き続き、小田急が2012年12月1日から発売を開始した「箱根フリーパス『はこチケ』プラス」というお得なデジタルチケットを使って箱根を旅する情報です。
このチケットについての詳しいお話は前回の記事もご参照いただきたいのですが、簡単に言えば、スマホで購入してチケットの画面を提示するだけで観光施設と交通機関をより便利に、お得に使えるもので、箱根の情報サイト「箱根ナビ」で購入できます。
販売期間は2022年2月28日まで。利用期間は2021年12月1日〜2022年3月2日まで。冬の箱根でゆったり温泉を楽しみ、美術館などを巡りたい方にお勧めです。
箱根ナビのサイトはこちらです。
箱根フリーパスでは、小田急線に乗車した駅から箱根湯本までの往復、箱根登山鉄道、箱根登山ケーブルカー、箱根登山バス、箱根ロープウェイ、箱根海賊船などの乗り物が乗り降り自由、さらに「はこチケ」という、対象の美術館、温泉、アクティビティなど人気の観光施設を何回でもご利用できるチケットがセットされてよりお得になったのが「箱根フリーパス『はこチケ』プラス」です。
出発する駅や有効日数で値段が違うことと、ロマンスカーを利用する場合は別途特急券を購入する必要がある点にご注意ください。
料金、使用できる施設などの詳細情報はこちらをごらんください。
前回の記事では、3つの交通機関を使って箱根強羅公園と箱根美術館に行きました。
今回は、「はこチケ」で利用できるおしゃれな立ち寄り湯を試してみましょう。
強羅駅から徒歩約5分。2019年に開業したばかりの温泉付きホテル「箱根ゆとわ」です。
もちろん宿泊するのもよいのですが、日帰りでも楽しめそう。お風呂だけでなくパブリックスペースも充実していて、日帰り利用の営業時間内なら何時間いてもよいということなので、本を読んだり、パソコンを持ち込んで仕事をしたりと、いろいろな過ごし方ができそうです。
入浴料金は1200円(税込み)ですが、「はこチケ」があれば、スマホの画面を提示するだけで入れます。
バスタオル、フェイスタオルのレンタル料も込みなので、基本的に手ぶらで大丈夫。
館内着としてのゆかたのレンタルは有料になりますので、ラウンジなどでゆっくり過ごしたい方は、リラックスウェアを持参してもよいですね。
まずはひと風呂浴びましょう。
女性用大浴場は、きれいな色のアクリルを使った窓から差し込む光が幻想的です。
こちらは、お風呂上りにくつろぐことができるスパラウンジです。
無料でいただけるデトックスウォーターコーナもあります。
なんと、アイスキャンディもいただけてしまう。お風呂上りのアイスは美味しいですよね。
ここから、足湯がある「ナカニワ」という野外エリアに出られます。
少し寒いけれど、お風呂上りの火照った体にはちょうどいいくらいかな。
気持ちよさそうな椅子に座ってリラックス。
夕方になると、炉に焚き火も焚かれます。
お子さんを遊ばせるコーナーもあります。至れり尽くせりですね。
こちらは、本を読みながらゆっくり過ごせるライブラリーラウンジです。
素敵な本がたくさんあります。
大きな窓もあり、四季折々の風景を眺められます。
カウンター式の席には、個人で使える電源もあるので、パソコンの持ち込みも可能。
こちらにも、無料でいただける飲み物のコーナーがあります。
お隣の小部屋にはマンガ本がぎっしり並んだ棚も。
こんなに何から何までそろっていたら、何時間でもいたくなりますね。
詳細は箱根ゆとわの公式サイトをごらんください。
さて、強羅駅から箱根登山鉄道で箱根湯本に帰りましょう。
ここでちょっといいことがありました。
なんと、運転席のすぐ後ろの先頭座席に座れたのです。
にわか鉄子になったわたしにとって、ここは特等席。
まだ線路脇に残っていた紅葉がよく見えて嬉しかった。
トンネルに入る瞬間。先頭席でないと見られないお宝シーンです。
スイッチバックで逆方向に行く列車とすれ違うところです。
箱根登山鉄道は、世界でも有数の標高差がある場所を走る列車なので、乗っているだけで、こんなわくわくするシーンをたくさん見られるのですね。
「箱根フリーパス『はこチケ』プラス」を使っての新しい箱根旅。
今回は日帰りでしたが、次回は宿泊して、もっと使いこなして楽しんでみたいです。
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