今回のおでかけは熱海まで。ジャカランダを見に行って来ました。と言っても実は私の実家は熱海なのですが、このところの自粛生活でなかなか行けなかったのが実情です。
皆様、ジャカランダという花はご存じでしょうか。青紫色で房状に咲く花です。和名は紫雲木(シウンボク)で、火炎木(カエンボク)、鳳凰木(ホウオウボク)と並んで世界三大花木のひとつとされているジャカランダ。自生地では樹高15m以上にもなります。
熱海市が1990年にポルトガルカスカイ市と姉妹都市になった記念に2本のジャカランダが贈られ、2014年には海岸沿いのお宮緑地にジャカランダ遊歩道が作られました。
毎年熱海の初夏を彩る風物詩としてたくさんのジャカランダが咲き乱れ、〝ジャカランダフェスティバル〟も開催されています。温暖な気候を好むため関東以北では越冬が難しいようです。
ラッパ状に咲く花がファンファーレを吹くトランペットを連想させることから、花言葉は「名誉」「英雄」です。凛としたイメージですね。
赤い花はサンゴシトウ。やはり暑さに強く寒さには弱い花です。熱海はその名の通り暖かい土地なのですね。
こちらは《お宮の松》と貫一お宮の像。熱海が舞台の尾崎紅葉の「金色夜叉」はあまりにも有名です。
市内中央に流れる糸川沿いには、毎年ブーゲンビリアも華やかに咲き乱れます。南国のようですね。
さて! もう一つのお楽しみの食事は南熱海にある老舗「蕎麦処 多賀」へ。
古い門をくぐると、築約200年の由緒ある建物が。広い庭園やその向こうに海も見渡せます。
蕎麦粉は契約農家から仕入れてその日に使う量のみ石臼で挽くため、蕎麦粉の香りが引き立ち、私好みのコシがある蕎麦です。私は天せいろそばを。海老が大きくてさっくり。
こちらはにしんそばと厚焼き玉子。玉子はシェアしていただきましたが出汁がきいていて、とても美味しくボリュームもありました。
店内の写真は撮り忘れたのでHPからお借りしました。畳にテーブルが和洋折衷でとても良い雰囲気でした。
夏には海に上がる花火やサンビーチなど市内各所で海水浴も楽しめます。私の故郷、熱海にぜひ足をお運び下さいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。