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由布院の隠れ宿「緑涌」で静かな夜を

温泉が恋しい季節になりましたね。
由布院に新しく離れの温泉宿がオープンしたときき、骨休めをしに行ってきました。自然あふれる静寂な地にお籠りです。
紅葉もおわりすっかり冬の様相をたたえた山々の間をぬって、大分空港からバスで1時間。
写真1
街中に湯煙があがる湯布院町に到着です。
写真2

駅前からタクシーで5~10分ほどの距離にある旅館「緑涌」。10棟の離れがある「隠れ家旅館」です。
写真3

フロントがある母屋は洋と和がミックスした石造り。
写真4

「くつろぎ処」でウエルカムドリンクの緑茶と豆乳羹をいただきます。こちらは夜、焼酎、コーヒーを楽しめるバーになります。
写真5

チェックインのあとは、離れが点在している小道を通ってお部屋へ。
私の部屋は「がくあじさい」。提灯に風情がありますね。
写真6

こちらの特徴は、各部屋に源泉かけ流しの露天風呂がついていること。何回も気兼ねなく温泉につかれます。到着後すぐに文庫本を片手に一風呂。お風呂に注がれる水音、庭石と苔の香り、暖かな温泉で身体と頭の緊張が解けていくのがわかります。
写真7

夕食まで時間があったので、旅館周囲を散策。標高1500m以上ある土地なので、夕日がとても美しく見えました。冷たく澄んだ空気にたなびく湯煙も旅情をかきたてます。今朝羽田を発ったとは思えないほど、東京の生活が遠くに感じられます。
写真8

静かにすごしたかったので、夕食も部屋に運んでもらいました。
原木椎茸など土地の物を使った会席です。一番印象に残った「豊後牛のしゃぶすき」。
薄く味が付いた出汁の中でしゃぶしゃぶすることにより、お肉の旨みを逃がすことなく余分な脂だけ落としてくれます。
写真9

夕食の後は、くつろぎ処で焼酎のテースティング。こちらの土地の麦焼酎「由布岳」をいただきました。
写真10

まだ「緑涌」に滞在5時間ほどですが、すでに由布院の魅力の数々を経験しています。
写真11

こちらの宿はwifiがないので、PCも使っていません。100%仕事と離れて頭の中はリフレッシュ。
一日の締めくくりは、夜空を眺めながの露天風呂。身体の芯からポカポカ温まり、そのままシモンズのベッドへ直行して深い眠りにつけました。一泊二日の短いお籠りでしたが、十分な骨休めになりました。

 

 

◆由布院 緑涌

http://www.yufuin-ryokuyu.com/

 

 

 

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