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東伊豆の温泉ホテルで過ごす プリンセス気分の1泊2日<後編>

吉田さらさ

吉田さらさ

寺と神社の旅研究家。

女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。

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さて、熟女系プリンセスご一行は、熱川プリンスホテルで2日目の朝を迎えました。

 

前回の記事にも書きましたが、このホテルは、自分の城のような気分で過ごしてほしいという願いを込めて『プリンスホテル』と命名されたということなので、わたしたちは、プリンセスの気分で過ごしているのです。

 

本日も、早朝からプリンセスを喜ばせるプレゼントが。

お部屋の窓から日の出が見えた! あいにく少し雲が出ていて、完全には見えないのですが、次第に日が昇り、明るくなっていく海がとても美しいです。さえぎるものがないので、視界が広く、伊豆の島々がいくつも見えます。

こんな絶景のお部屋は、日本中探してもめったにないかも知れません。

 

温泉宿では朝食もお楽しみのひとつです。

ごらんになってわかるように、魚、野菜など、地元の食材をふんだんに使ったヘルシーなメニューです。

お献立は、「まごわやさしい」という健康的なメニューの合言葉に従ったものです。

「ま」はまめ、「ご」はごま、「わ」はわかめ(海藻類)。「や」はやさい、「さ」はさかな、「し」はしいたけ(きのこ類)、「い」はいも類。熟女系プリンセスにも優しい心遣いですね。

 

 

そして、突然ですが、お勉強の時間がやってきました。

こちらのホテルでは「mizi-cul(ミヂカル)」というカルチャーサロンも開催しており、地元の伊豆で活動している方を講師に招いての体験教室に参加できるのです。

 

ヨガやフラダンスのような体を動かすもの、メイクやマッサージのような美容もの、アート作品を作るワークショップなど多彩です。

 

上の写真は、2022年10月後半のプログラム。毎日あるわけではないので、事前に内容と日程をチェックして宿泊予約をするのもいいし、宿泊しなくても参加可能です。

 

今日は、後藤清也先生による「スマホカメラのフォトレッスン」。

後藤さんはフラワーアーティストで、コンクールなどに応募するための作品の写真を撮っているうちに、よりよい写真の撮り方に気づき、写真家としても活動なさっている方です。

 

 

教室での講座のあとは稲取の細野高原というところに行き、実際に写真を撮ってみます。

伊豆には何度も行ったことがありますが、始めて訪れる場所です。

 

広々とした高原に、箱根の仙石原のようにススキが生い茂っています。

遠くには海と島も見えます。

こんな素敵な場所があるなんて、全然知りませんでした。

 

先生に、ススキの美しい撮り方を教えてもらいます。

 

 

ススキを接写したつもりですが、明らかに下手です。

これはどうでしょうか?

本人的には嫌いではありませんが、まだまだイマイチ。

これはかなりいいんじゃないでしょうか?

 

 

地元のボランティアさんが案内と説明をしてくださいます。

ススキのシーズンもよいけれど、春には山菜取りなどのイベントも行われるそうです。

 

今回のカルチャー教室は豪華お弁当つきです。

近くの「KOYADO&KITCHEN片瀬白田」というカフェ兼お宿から届けてもらったもので、和風キーマカレーがメイン。プリンセスも満足する美味しさでした。

 

お弁当を食べていると、どこかから、カマキリさんがやってきました。

カマキリって攻撃的な昆虫かと思っていましたが、この子はとてもフレンドリーで、ずっとわたしたちのそばにいて話に聞き入っています。かわいいので写真を撮りました。

 

 

楽しく有意義な時間を過ごし、ホテルに帰りました。

そして売店でお土産を買いました。金目鯛めしの素です。

箱に書いてあるように超簡単で美味しかったです。

 

 

最後に伊豆熱川駅近くの名所をご紹介しておきましょう。

 

こちらは駅から歩いて数分のところにある「お湯かけ弁財天」です。この土地の先の所有者だったとある船長さんの夢枕に弁財天があらわれ、そのお告げにしたがって掘ると温泉が湧いたということです。この像にお湯をかけて願いごとをすると叶うと言われて大人気とか。

 

熱川は数ある伊豆の温泉地の中でもとりわけ湯量が豊富なところで、あちこちから、このように湯気がもうもうと上がっています。

 

弁財天の祠前では温泉卵を作ることもできます。卵は駅前の観光案内所で販売していますので、試してみてくださいませ。

 

 

熱川プリンスホテル公式サイト

カルチャーサロン「mizi-cul」こちら

 

 

𠮷田さらさ 公式サイト

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