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将来の移住先選びを兼ねてのバリ滞在。「月100万円のお間違いでは?」にビックリ!

かりぃ

かりぃ

東京生まれ。インド育ち。2012年より沖縄在住。既にリタイアした夫と中学生の娘との3人暮らし。おいしいもの・旅・美容・健康に強い関心あり。度々自宅で開く宴会が元気の源。ペンネーム「かりぃ」は沖縄語で「乾杯!」。スーパーフード「モリンガ」商品製造販会社経営、NPO活動、翻訳・ライターなど数足の“わらじ”を履いて奔走中。沖縄発の“おでかけ”お届けします♪

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こんにちは。かりぃです。
2024年になりましたね。大好きな人たちとのお別れが明日来るかもしれない儚い「いのち」を改めて実感した年明け。今年も大切な人たちを日々大切にして、やりたいことは悔いなくやって、感謝を忘れず生きていきたいと思います。Blogを読んでくださる皆様との繋がりも嬉しいご縁。本年も宜しくお願い致します。

 

2023年12月後半は2週間ほど家族でバリ島に行ってきました。
昨年のバンコク旅同様、今回も将来の移住先選びを兼ねてのバリ滞在。観光もしつつ、ざっくりですが物価、交通手段、学校、賃貸物件など見てきました。

 

バリは島人の笑顔が印象的。どこに行っても、まるで花が咲くような屈託のない笑顔で迎えてくれます。スーパーはローカル商店から大型スーパーまでいろいろ。コンビニも街中にあって便利。インドネシア産食材は日本の半額ほどで、輸入食材になると日本で買うよりやや高めな印象。日本食材もスーパーに並んでいて「ふりかけ230円」「味のりパック300円」「焼き海苔10枚430円」など。ただ、輸入酒はかなりお高い!!  地ビールは小瓶250円前後ですが、輸入ワインやウィスキーになると日本で1,000円台のお酒が数千円だったりして日本の3〜5倍。ワイン派の我が家には、これはちょっと悩ましい…。

移動は電車がないので、基本的に車かバイク。このため道路は常に大渋滞。メータータクシーもありますが、今回は乗車前に料金が固定されるGrabタクシーを選択。渋滞する車の合間をたくさんのバイクが右から左からすり抜けよとうと突っ込んでくる路上はなかなかスリリング。運転好きの夫も「いや、こりゃすげぇな」と少し引き気味。Grabタクシー料金は日本の1/3程度で東南アジアにしては高め。移住者はバイクを自分で運転している方も多いようですが、我が家の場合は車を買うか、信用できるGrabドライバーと何らかの月契約を結ぶ感じかな。ドライバーを雇う場合は月3〜5万円。ちなみにバイクと車の運転免許は代理店を使えば試験なし発行手数料のみで取得可能(つまりお金で買える・笑)バイクも車も5年有効でそれぞれ2万円程度とか。

 

友人が連れて行ってくれたジャワ料理とバリ料理。新鮮なシーフードにピーナッツを使った甘辛ソースや、お味噌のような深みのある発酵ペーストを使った料理など。外国人も出入りするようなレストランはメイン料理1品1,000円〜1,500円、“ワルン”と呼ばれる町の食堂では定食で200〜300円程度、屋台のお弁当は150円程度でした。

 

今回意外にも苦労したのがお家の見学。
バリ島在住の方のブログを読むと月8万円くらいからプール付き1軒家がありそうな感じだったので、現地に行ってからネットで不動産情報をみてコンタクトすればすぐに内見させてもらえると気軽に考えていました。

 

ところが英語できれいに情報がまとめられているサイトはいずれも高級物件ばかり。いくつかの会社にコンタクトをとってみたのですが、ある会社などは超高級物件屋さんだったらしく私が月10万〜15万円くらいの物件を見てみたいと問い合わせたところ「念のための確認ですが月100〜150万円のお間違いではないですか?」と返答がきて、即退散! 笑。

 

ようやく月20万円以内の物件も掲載されているサイトをいくつか見つけ、そのうちのひとつがこちら。

(※Bali Home Immo社のサイトより)

 

2023年1月初旬の為替レートで年間186万円=15.5万円/月。
2ベッドルーム。2バスルーム。家具付き。プール、お庭あり。プールのメンテナンス代は家賃に含まれていて、メイドさん希望の場合はフルタイムで月3万円、パートタイムで月1万円〜。

 

ちなみに年間370万円=31万円/月だと、こんな感じ。

(※Bali Home Immo社のサイトより)

 

3ベッドルーム、1バスルーム。家具付き。その他の条件は先に紹介した物件とほぼ同じ。

 

東京都心のお家賃を思えば、同じようなお値段でこの暮らし。リモートでお仕事できちゃう皆様、事務所兼自宅ということでいかがでしょう? 今回我が家は娘が学校に通いやすい外国人に人気のエリアを指定していたせいでお手頃物件情報を得るのに苦戦しましたが、地域を限定しなければもっとお手頃な物件がたくさんありそうです。

 

物件探し中に嬉しい出会いもありました。偶然使ったGrabタクシーの運転手、ムディさんが「お友達の奥さんが日本人で、夫婦でプール付きヴィラに住んでいる。民泊も受け入れているから紹介しようか?」と。旅先でのこういう話には危険もありますが、彼の人柄や人生談から信用できると判断してお願いすることに。写真中央がムディさん。

紹介してもらったのが“ Merry’s House ” のカデさん・ナナさんご夫妻。ナナさんのお母様もバリ島に移住されていて、ご家族経営のアットホームなお宿。市場情報や不動産の相場、長期滞在ビザのことなどたくさん教えていただきました。

 

Merry’s Houseは、お安い時期だと大人2名1部屋1泊3,000円台〜という信じられない良心価格。キッチンは共用になりますがプライベートバストイレ付き、家具付き。お部屋も広くとても清潔で、何よりナナさんご家族の気さくでご親切なお人柄が素晴らしい。長期滞在の場合には月単位のお家賃をご相談できるとのこと。

 

実際、住んでいれば口コミのお得な物件情報も得られるようで、移住して希望のお家が見つかるまでこちらに長期滞在される方々もいらっしゃるそう。我が家も移住の際には是非お世話になりたいと思っていますが、ご旅行にもお勧めです。

 

最後に観光写真も少し。

バリ島は “神々の島“と呼ばれるだけあって信心深い人が多く「母なる寺院」と崇められるブサキ寺院では、白い装束をつけた大勢の信者さんたちが参拝していました。バリではそれぞれの氏族ごとにお寺を持っていて、お墓とは別に寺院の敷地や自宅の庭に神々や先祖を祀る祠を建てて毎日参拝するのだそう。街中でも家や商店の前に「チャナン」と呼ばれる神様とご先祖様への捧げものが置かれます。バリも沖縄同様、ご先祖様や神様の世界が身近な場所なんですね。

写真は山から湧き出る聖水沐浴で有名なヒンドゥー教寺院『ディルタ・ウィンプル寺院』。インドネシア人の友人ディアン(左)、ネパール人の友人シャンティ(中央)と共に。2人とも沖縄在住のママ友ですが、それぞれ家族でバリに来ていたので合流。一瞬、あまりの水の冷たさに怯んだ私たちですが、頭から聖水を浴び邪気を祓ってスッキリ!!  気持ち良く一年を締めくくってきました。

こちらは棚田で有名なウブドの自然公園 “Alas Harum Bali“。子どもたち楽しめるかな〜と連れて行ったはずなのに、結局一番はしゃいだのは私たちママs!!  棚田の上をスイングできる巨大空中ブランコを見てテンションMAX。映える裾の長―いドレスをレンタルして翔びましたよー(赤いほうが私)。ママたちがはしゃぐ中、冷静に上から下からカメラを構えて写真とビデオを撮ってくれた夫と子どもたちよ…ありがとう。

 

今しばらく移住先探しは続きそうだし、未来は誰にもわからないけれど、こうして楽しい未来を想像してワクワクしている時間も人生。何を手に入れたかより、どれだけワクワクと感動を得られたかで幸せは決まると思うので、これからもワクワクする方向に動いていきたいと思っています♪

 

Merry’s House

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