日本に古くから伝わる伝統文化『書道・茶道』。
皆さん一度は体験したことがあるのではないでしょうか?
今回、書道と茶道のコラボイベントレッスン『桜月茶会』に参加してきました。
2回目となるこちらのイベント。前回はあっという間に満席となったので、今回はいち早く予約しました。
書道の先生は、おでかけ女史組OGのNORIKOさん。茶道の先生は萩さん。お二人とも多才で気品ある先生です(左側が萩先生。右側がNORIKO先生)。
こちらのイベントは会ごとにテーマがあります。今回は桜の時期という事で
~愛する君へ秘めた想いをつづる桜月茶会~
茶の湯を楽しみ、普段伝えることが難しい想いを書でしたためる。素敵ですよね。
まずは『書道』からスタート。
用紙(とてもセンスがあり素敵でした)と筆は事前に用意させているので手ぶらでOKです。
NORIKO先生の美しい書も拝見させて頂きました(NORIKO先生の書はおでかけ女史組のブログでも掲載されていますよ)。
パソコンやスマホばかりで文字を入力する現代。最後に筆を持ったのは…いつの事だったか。周りの方も皆さんお上手で、初めのうちは戸惑いましたが、いざ書いてみると楽しい。下手でも良いのです(笑)
続いては『茶道』。
お茶室の「寸草庵」は茶道の先生でもあったご祖母さまが考えられたそう。
ちょっとしたイベント事でしか体験した事がなかった『茶道』。
初めてづくしで全くわかりませんでしたが、萩先生が一つ一つ丁寧に教えてくれました。
先生のお手本を見て露地(茶庭)から茶室へ。四畳半ほどの茶室は凛とした空気に包まれていました。
茶花や掛け軸はお客様への想いが表現されています。この日の茶花は「ボケ」、掛け軸は「一期一会」でした。
座る時は、畳縁から畳の目16目を開けて正座します。
お菓子と共にお茶を楽しむ西洋のティタイムと違い、茶道は一品ごとにしっかり向き合ってもらいたいという想いから、お茶とお菓子は別々にいただきます。
ご用意して頂いたお茶椀とお菓子は
□お茶碗
兵庫県 丹波椒山焼
□主菓子
京都西陣 京菓匠 鶴屋吉信「里桜」
□千菓子
石川県金沢市 高木屋「紙風船」
神戸 岡本「生チョコレート」
お茶椀やお茶菓子も季節やお客様に合わせているそうです。
一つ一つに様々な意味があり、歴史がある『茶道』。わずかですが、その奥深さを知ることが出来ました。
ちなみに・・
「正座」する事も久しぶり。立ち上がる瞬間の恐ろしかったこと(笑)。何とか立ち上がれて、歩けて良かったです。
筆に集中して書を「書く」。
凛とした空気の中で頂く「お茶」。
コラボイベント『桜月茶会』は、『無』になって自分を見つめ直す有意義な時間でした。
次回も楽しみです。