お花見を兼ねて【小江戸川越】へ。
都心から1時間ほどで行ける川越は、蔵造りや時の鐘、喜多院など歴史的建造物がたくさんある観光スポット。菓子屋横丁や名物のさつまいもを使ったスィーツも人気です。
今回はちょっと横道にある『大正浪漫夢通り』を中心に散策してきました。
江戸情緒が感じられるメインストリート(蔵造り1番街商店街)とは違い、こちらはコンクリートで作られた建物や石畳。レトロな佇まいで何だか懐かしくも感じる雰囲気です。
最初に訪れたのは「1901 TEA SALON(1901 ティーサロン)」。(営業日は土曜・日曜・月曜のみ)
店名通り西暦1901年・明治34年に建てられた店蔵を復元・改装して2年前にオープン。
店内に入ると趣のある和の空間が広がります。
こちらでは日本茶と抹茶スィーツや和菓子を頂けます。
ですが…朝一番で小腹が空いていたので、和菓子ではなく団子セットをチョィス(メニュー豊富な和菓子とかなり悩みましたが空腹には勝てず)。日本茶は狭山茶。煎茶、ほうじ茶、和紅茶の3種類の中から選ぶことができます。
1階はカフェスペースで、2階はワークショップなどイベント時に使用するそうです(2階も見学可能なので見学させていただきました)。
釘を使わずに建てられた建物は120年以上経った今でもしっかりとしていて、障子の組子など細かい部分が繊細で素晴らしい。
小腹が満たされたので、ちょっと散策。
次に向かったのは「旧山崎家別邸」。
西暦1925年・大正14年に川越の老舗菓子店「亀屋」五代目の隠居所として建てられました。
こちらの建物、玄関周辺が洋風、奥が和風という和洋折衷の造り。洋室はステンドグラスが施された階段や優雅な客室。カーテンや壁紙は当時のままだそうです。
和室は繋がった畳部屋。(50年前まではこの間取りのお家が多かったのでは)
広緑から広がる庭園は癒しの空間でした。
再び『大正浪漫夢通り』に戻り、最後に立ち寄ったのは「シマノコーヒー大正館」。
1996年に開店した珈琲店。メニューも昔ながらのピザトーストや固めのプリン、クリームソーダなど、全てが懐かしい。
ここでもスィーツではなくホットサンドをチョイス。結局この日スィーツは食べずに終わってしまいました(笑)。
そして!!見たことがあるのではないでしょうか?
テーブルの片隅に置いてあったこの球体型の機械。占い器「ル―レットおみくじ器」。
まだあるんですね~。
明治から平成までの時代を感じつつ川越散策は終了。
肝心の『桜』ですが・・・
この日は3月末日。異例の寒さで『桜』は全く咲いていませんでした(残念)。