今回伺ったお店は都内で珍しく台湾素食の朝ごはんが食べられるお店、その名も『早餐天国』。土日の朝9:00-12:00までの限定オープンです。要町、西池袋のTSUMUGU cafeさんにて。
入った瞬間、可愛いインテリアに目が釘付け。店内のテーブルや椅子は店主自ら制作したそうです。飾られているゆるっとしたfunnyな可愛い絵画もご自身で描かれたと。台湾の茶器やランプ、棚などと馴染んでおり優しさと温かさに包まれた素敵な空間です。
天井にはドライフラワーがたくさん! って、あれ? ん? ザル発見!!(笑) これがまた良い味を出してます。
蚕皮(ダンピン)、雲呑スープ、粽(ちまき)を注文しました。現地同様、アルミ製食器!台湾独特のノスタルジックな雰囲気がお料理と一緒に運ばれてきました。
まずは蚕皮を。厚めのクレープに卵がまかれている定番朝ごはんおかず。手作りの皮のカリッと感がたまりません。定番の甘辛いチリソースをつけて食すればもうここは台湾! コーン&マヨや、ハム&チーズ、季節によっては桜風味等のお店オリジナル蚕皮もあるそう。
雲呑スープ。雲呑が大きめなのが嬉しい。コク深いのに、さっぱりと頂けるのはやはりお肉を使っていないからか。お野菜だけなのに、かなり食べ応えがあります。三つ葉がまた良い風味に。
そして、可愛く包まれた粽(ちまき)。台湾のおにぎりです。具には揚げパン、高菜、煮卵、肉髭(大豆の加工品)、炒めキャベツ…多分他にも入ってます。なんと手のひら大の大きさ、ずしっと重みもあります。色々な味がいっぺんに入ってくるのに最後美味しくまとまるという不思議さに美味しさだけじゃなく楽しさも。
そして店員さん達の優しさ…お店の温かさ空気感というのはお料理、インテリアだけでは作りきれず、最後はやはり店員さんの優しさや笑顔が決め手になるかと思うのです。朝から素敵な空間でご馳走を頂き、ゆったりと豊かなひと時を過ごせました。あいにく今日は雨ですが、体も心も軽いなと。
“晩餐”ならぬ”早餐”。台湾Loverの皆様に激しく推したい一店です。