これから先は、身軽に生きるべし
こんにちは。かりぃです。
当初7/5着予定だった引越し荷物は2度の延期。最新情報では7/23日に届くようですが、どうなることやら。でも、これくらいは想定内。
スーツケースで運んできた服と簡単な身の回り品のみで何週間か過ごしていると、だんだん慣れてしまって逆に「これ以上私たち何か必要だったっけ?」という気さえしてきます。

↑こんなにたくさん詰め込んだコンテナの中身、もはや半分くらい思い出せない…まだ1ヶ月くらいしか経ってないのに記憶障害ともいえますが、実際ほんとうに必要な物なんてそんなに多くないのですよね。
そういえば、20代でメキシコに住んでいた時に大好きだったPaulaおばあちゃん。彼女は“与える人”で、愛もモノも惜しげもなくどんどん人に与える。最期、亡くなった時には着ていた寝巻き1枚が彼女の所有物だったという、あっぱれな人生。

Abuelita Paula(パウラおばあちゃん)
そんな境地には到底及びませんが、まだガランとしている家の中を眺めつつ、人生後半ますます身軽に生きたいなと頭と気持ちを整理する良い時間をもらっています。
トラブル多発だけど、これが“地球基準”
ところで、数日前、ちょっとしたトラブルがありました。
夜にガスを使っていたらガス臭がする…気のせいかと思っていると、どんどん匂いが酷くなり、慌てて火を止め元栓を閉めて家のドア・窓を全開にして空気を入れ替え。すでに夜中で大家さんと連絡がつかず、匂いもおさまったので、その日は窓全開のまま就寝(友人に話したら「え、私だったら寝れない」と言われました笑)

翌朝大家さんに連絡すると「あなたたちが入居する1週間前に検査したから、そんなはずはない」と取り合ってくれない。「でも絶対おかしい。このままじゃ恐くて元栓開けられないから!!」と何度か交渉して2日後、ようやくガスの検査員が。
元栓を開けて探知機をかざすと「あ〜ガス漏れてるね。よくBOOM!!(爆発音)しなったね。危険だから絶対元栓開けないで。ガスコンロごと取り替えないとダメだね。Good Luck!」と笑顔で帰っていきました。元栓閉めていればとりあえずは安全らしい。

大家さんに「でしょ!!」と連絡すると「検査員から報告は聞いた。ガスコンロを取り替える。これから新しいガスコンロの値段を調べるから少し待ってて」と。あれから4日…まだ連絡ないけど、どれだけお値段調べているのやら。とにかくBOOM!! だけは避けたいのでケチらず安全第一で選んでください。
そしてもうひとつ。
2つのバスルームのドア塗装が少しハゲていたので修理依頼。職人さんがやってきて「おわったよ!」と言うので見に行ったら、元のドアの色と修理した部分の色が違いすぎてツートーンになっている…マスキングテープとかしないで塗っているから線もヨレヨレ。

職人さん、ニコニコと「OK? or No OK?」って、「NO―!!No OK!!」。困った顔をしていましたが、再度色を調合して塗り直し→色が合わなければ全面塗るようお願いしました。そして2日後の今日来るはずだったけれど、来なかったのでドアはツートーンのまま。明日は来るかな。
これまでインド、メキシコ、スペインで暮らしたことがあるけれど、程度の差はあれ“地球基準”はこんなもの。地球をぐるりと眺めれば大半の国はどちらかというと“こちら寄り” 。
沖縄でもありましたね。最初に住んだマンションでキッチンの引き出しが壊れて、大家さんに修理を依頼した時。大工のおじぃが来てくれて2時間ほど格闘したのに修復できず。「レール付け替えるだけでは?」と不思議に思いつつ「また来ましょうね」と笑顔で帰っていくおじぃを見送って。2度目も直らず。3度目も直らなかったので、さすがに大家さんに電話して「実は3回来てもらったのですが修理できないみたいで…」と伝えたらなんと。「あー。それじゃあ、本人“大工“って言ってたけど、違ってましたかね?」って。うん、たぶん違ったはず。
沖縄は“地球基準”として(沖縄愛込めて言ってます)、日本のサービスの細やかさ、仕事の正確さはスペシャルで、これは本当にスゴいこと。そんな日本を誇らしく思いつつ、ゆるいけれど皆ご機嫌なマレーシアもまた楽し。というわけで今日も乾杯!


沖縄県 東京生まれ。インド育ち。メキシコ暮らし・沖縄暮らしを経て、2025年6月よりマレーシア在住。夫と中学生の娘との3人暮らし。おいしいもの・旅・美容・健康に強い関心あり。度々自宅で開く宴会が元気の源。ペンネーム「かりぃ」は沖縄語で「乾杯!」。スーパーフード「モリンガ」商品製造販会社経営、NPO活動、翻訳・ライターなど数足の“わらじ”を履いて奔走中。人生で出会った魅力的な人、場所、味、面白い出来事、お届けします♪


