こんにちは。かりぃです。
クアラルンプール(マレーシア)で暮らし始めて2ヶ月。
“面白ネタ”くらいのプチトラブルはあれど、快適すぎてちょっとびっくりしています。気候、人、食べ物、治安、物価、便利さ、緑の多さ……どれをとっても◎。実は『15年連続・日本人の長期滞在希望国1位』と聞いて「そこまで〜?」と思っていたのですが、じわじわ納得中。
いろいろな民族料理が本場の味で楽しめるのも、この街の魅力のひとつ。もともと食いしん坊の我が家は、張り切っておいしいもの探索中。
最近のブームは中東料理

クアラルンプール中心地のアラブ料理店「Halab Gate Restaurant」
東京から遊びに来てくれた友達と「もうお腹はちきれる!」とか言いながら連日食べ歩き(笑)好奇心溢れる友は、珍しい料理も一緒に冒険できて最高!
フムスもこんなに多彩で驚き。

日本でもおなじみのひよこ豆ペースト=フムスですが、
こちらではたくさんのバリエーションが楽しめます。
- 真ん中:ビーツ
- 奥:赤パプリカ&くるみ
- 右:プレーン
- 手前:焼きナス&ザクロ
- 左:焼きナス&ナッツ
どれも素材の風味がいきていて、個性的で美味しい!

別のお店では、フレッシュミント・パセリ・レモンたっぷりのフムスにも出会いました。暑さが吹き飛ぶ爽やかさ。これはもう、日本の夏にも取り入れたいレベル。
ケバブといえば串焼き!

日本ではドネルケバブ(お肉を削ぐやつ)がメジャーですが、こちらでは1本ずつ丁寧に炭火で串焼きしたケバブが一般的。スパイス&ヨーグルトでマリネされたお肉がとにかく柔らかい…!香りも最高。私はラムが大好物。
お肉削ぐ系では、ドネルケバブよりもスパイシーな“シャワルマ(Shawarma)”のお店が多数。

イチオシはペルシャ料理のこれ
最近見つけた近所のペルシャ料理屋さん「Shisha Lounge Café & Restaurant」の“ベジ・ドルメ(Dolme)”


梅干しリゾットみたいな具を塩漬けのぶどうの葉で包んだお料理。
具の正体は、お米・玉ねぎ・ザクロペースト・ドライライム・ディル・ミントなど。さっぱりしていて、何個でもいただけちゃう。
ちなみに「ドルメ」は詰め物料理全般の呼び名。トルコやギリシャでは「ドルマ」とも呼ばれ、挽肉や豆が入っているものもあります。

もうひとつの感動メニュー
“ゼイトゥーン・パルヴァルデ(Zeytoon Parvardeh)”(右上)
青オリーブに、ザクロを煮詰めたペースト+くるみ+にんにく+ミントなど。オリーブのほろ苦さ、ナッツのコク、ザクロの甘酸っぱさ、ハーブの爽やかさ…全部が絶妙に絡んで、パンにもチーズにもお肉にも合う万能ペースト。
ゴマが香ばしい焼きたてピタパン、大量のパセリ&ミントが主役のサラダ…
どれもヘルシーなのに満足度120%
伝統家庭料理「ゴルメ・サブジー(Ghormeh Sabzi) 」も侮れない

たっぷりの香草と柔らかいラム肉の煮込み料理。
「地味なカレー?」と思って食べたらビックリ。ハーブとドライライムの香りが華やか!ラムの旨味と相まって、ごはんが止まらない系でした。

テラス席には「タクト(Takht)」という木の台座のような座敷席があって、まったりくつろげます。中東では、食後はこのタクトに座ってシーシャ(水タバコ)+チャイを楽しむのが定番のスタイルらしく。今度はディナータイムに行って、シーシャも楽しもうと計画中。
ケバブなどお肉のイメージが強い中東料理ですが、実はふんだんに野菜とハーブを使ったヘルシーなお料理がいっぱい。日本人好みの味も多いなと感じています。日本にも少しずつ中東料理のお店が増えているみたいなので、機会があったらぜひ試してみてください。
マレーシア暮らし、まだまだ発見がありそうです。
また美味しいもの、面白いものを見つけたらご報告しますね!

沖縄県 東京生まれ。インド育ち。メキシコ暮らし・沖縄暮らしを経て、2025年6月よりマレーシア在住。夫と中学生の娘との3人暮らし。おいしいもの・旅・美容・健康に強い関心あり。度々自宅で開く宴会が元気の源。ペンネーム「かりぃ」は沖縄語で「乾杯!」。スーパーフード「モリンガ」商品製造販会社経営、NPO活動、翻訳・ライターなど数足の“わらじ”を履いて奔走中。人生で出会った魅力的な人、場所、味、面白い出来事、お届けします♪


