あっという間に、日本全国桜が真っ盛りとなり、
あっという間に、はらはらと花筏も見られ、
あっという間に、夏がやってきそうな気配になりましたね。
でも、雪深いここ新潟県魚沼市は、
春がようやく目に見えるようになりました。
雪国に住む人々が春を待ち遠しいのが
私にもよくわかるようになりました。
今日は、近所におでかけです。
魚沼市のおでかけをご紹介する私の超おひざ元、
我が家の周りの春をお届けします。今年は特に春の訪れが遅い魚沼でした。
これは4月の画像ですが数年ぶりに桜とブナの緑と残雪の白の三重奏です。
特に植えたわけでもなのですが、
珍しい山野草も気が付けばたくさん見かけます。
こちらはイチリンソウ。
春を感じるのはこうした花のおかげも大きいのですが、
雪国ならではの春の感じ方、
それは食!
そう、山の恵み、山菜です。
桜の開花とともに山も目覚め、
山菜もたくさん出てきました。
魚沼の山菜は一味もふた味も違います。
一年の4分の一ほど雪の下でじっとその時を待つ山菜は
独特の苦みのあとから、何とも言えない甘さがおそってくる。
これはまさに雪の恵みのなせる業なんです。
こちらはウルイ。
どちらもあまりクセのない山菜です。
マヨネーズ、しょうゆ、ごまみそ、どんな味でも合います。
山菜初心者にも抵抗ないかも。
それからウド。
初めて見た時はこれはウドじゃない!って思いました。
だって
東京の居酒屋で食べるウドは白かったんですから!
あれは今思えば栽培ものだったんだなぁ。
これは正真正銘の山ウドです。
捨てるところのない優秀な山菜です。
こちらはヤマニンジン。
葉っぱがニンジンみたいでしょう。
ちょっと癖があるので天ぷらにすると美味い!
これから6月初旬までたくさんの山菜が
追いかけて出てきます。
魚沼の春は
夏が迫る6月が一番輝いている。
暑くもなく、寒くもなく、
風も爽やか。
いい季節はすぐそこです。