世の中には、母の日、父の日、子どもの日、おじいちゃん&おばあちゃんの日、夫婦の日ってありますが、奥さんの日ってないですよね。（旦那さんの日もないけど…）
先日、行って来たパーティは、そんな奥様のための時間でした。 タイトルは 『ご夫婦にやさしいパーティ』でしたが、 日頃、夫のお仕事を陰ながら支えてくれている奥様に感謝の気持ちを込めてのお食事会だったのです。
会場は 金沢の老舗ホテル・ニューグランドホテルです。
テーマは、影の功労者である奥様に美味しいお食事と、お酌は不要！の楽しい時間を過ごしてもらうことだそうです。 お酌は、にし茶屋街の芸妓さんがしてくださいました。 いつもは、ドライブキーパーなのでお酒は飲めないのですが、今宵ばかりは、と、遠慮なくいただきます。
まずは、ニューグランドホテル社長の北陸新幹線にまつわるお話がありました。開業によって金沢が活気付いているとのことでした。それが一過性のことなのは、みんなわかっていて、それを持続させることが必要とのことでした。そして、梅里（梅酒）スパークリングで乾杯です。
どこの宴会でも、お酌のことが気になって、お食事どころじゃなかったりしますが、お隣に座られたご夫婦達と、お話に花を咲かせます。 年代的にアラフィフの方が多くて、子どもの手は離れたけど、まだまだ悩みは尽きない。と、共感しあってきました。
加賀野菜の一つである加賀太きゅうりのプレッセなどは、日頃、煮物ぐらいにしか使ってない太きゅうりがサクサクとした食感を活かしたメニューとなっていてお料理の参考になります。
しばし歓談のあとは、にしの芸妓さんの舞を堪能します。なかなかお座敷へは行けませんので、貴重な体験です。芸妓さんの粋な姿に惚れてしまいそうです。
デザートの前に、突然、朝ドラ『まれ』のテーマ曲が流れ、会場がざわざわしだしたところ、ホテルの女性パティシエがお二人登場しました。加賀棒茶と能登・珠洲の塩を材料にしたデザートを、考えたとのことで実演してくれました。甘い香りが会場全体に広がります。
デザートは、珠洲の塩とワサビがピリッと効いてました。
締めのご挨拶が終わった後、お土産の紫陽花の鉢とケーキをもらって、ほろ酔い気分で帰ってきました。
たまには、こんな日があっても罰は当たりませんよね。
次はひがし茶屋街へ
そういえば、ひがし茶屋街にいく用事があったので、久しぶりにぶらさんぽしてみました。 にしの茶屋街は、先日ご報告しましたが、浅野川に近いところにあるのが、ひがし茶屋街です。 この頃は平日でも観光客でいっぱいで、なかなか全景の写真が撮れません。
そのひがし茶屋街に最近オープンした酒蔵の福光屋（ふくみつや）さんのお店へいってきました。
日本酒の飲み比べもできるそうですが、本日は、酒かすみるくソフトをいただきました。
濃厚な、チーズクリームのような食感で、かすかに酒粕の香りがします。三温生姜シロップと黒味醂シロップがあります。
茶屋街のお店はどこもいっぱいで、やはり、金沢の街は北陸新幹線開通によって活性化してきているな～と実感した次第なのでした。
◆金沢ニューグランドホテル
◆ひがし茶屋街
http://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot_search/spot.php?sp_no=85
◆福光屋 ひがし
http://www.fukumitsuya.co.jp/topics/20150512_fukumitsuyahigashi.php
