前回はナパバレーのことをご紹介しましたが今回はやはり日帰りで行ったモントレー&カーメルのお話をさせていただきます。
モントレー半島はサンフランシスコからの小旅行で年間を通じて観光客で賑わっています。美しい海岸線を見るのに最高の所です。
素朴なムードが魅力のフィッシャーマンズワーフ、1846年に造られた桟橋はかつて多くの漁師が働いていたところですが、現在は土産物店やレストランがある観光スポットとなっています。オットセイがたくさん集まっていて可愛かったです。水族館でしか見たことのなかったオットセイが自然にくつろいでいる姿がとても微笑ましく思いました。
こちらで焼きたてのサーモンがとても香ばしくて美味しかったです。日本の焼きイカのような感覚で売っています。
ここでは湾内クルーズ、ホエーウオッチングツアーもあるそうです。モントレーの町から半島の先に、パシフィックグローブという地域があります。
芝桜が満開でした。
ピンクの花の絨毯は景色は青い空、青い海によく映えて美しかったです。毎年11月になるとアラスカやカナダから蝶の群れが避寒にやってくるためバタフライタウンButterfly townのニックネームがあります。そんな幻想的な風景を見てみたいです。
モントレー側のパシフィックグローブ・ゲートから海沿いを世界中のゴルファーの憧れのペブルビーチまでのドライブルート17マイルドライブを走って行きました。 カモメとリスがいました。
白波の立つ波の荒い太平洋の海岸は美しく、鳥も動物ものびのびしていて大きく思えました。自然の景観が美しく映画の風景のようだと思いました。
この家はあの有名な映画『鳥』(ヒッチコック監督)で使われたそうです。
いかにもあの恐怖の舞台に相応しいイメージです。カモメがたくさんいて襲って来たら?と怖いですよね。大好きな映画のシーンに使われた家に出会えてうれしくなりました。
途中にローンサイプレスThe Lone Cypress 『一人ぼっちの松』は北カリフォルニアのシンボルだそうです。
緑豊かな杉の木林を走るとペブルビーチPebble Beach 世界的に有名なペブルビーチ・ゴルフリンクスPebble Beach Golf Linksがあります。
1919年に設立された名門コースでジョン・F・ネヴィルによってデザインされたそうです。USオープンなどの大きな大会も開催され世界中のゴルファーの憧れになっています。名前の通り水晶をちりばめたような美しい所でした。ゴルフの大好きな父と家族へのお土産にここのキャップを買いました。
ここからカーメルまで30分ぐらいで着きました。 カーメルは20世紀初頭に画家や作家達が造った芸術家の町です。
景観を大切に造られているカーメルは建物や看板は町の美観を損ねないようにでも知られる映画監督でもあり監督としても知られるクリント・イーストウッドが市長を務めたことでも有名です。
とてもオシャレな町でウィンドーも素敵なお店も多かったです。
今回のサンフランシスコの旅はジャパンタウンの桜祭りに参加するという目的でその話を先日ご紹介いただきました(ブログ番外編)。 たくさんの素敵な方達に出会えて素晴らしい思い出が出来ました。
是非サンフランシスコにいらした折りにはジャパンタウンに訪れてみてください。サンフランシスコのジャパンタウンは全米でも3つしかないジャパンタウンのひとつです。 サンフランシスコの街は日米交流の歴史の中でも最初から表玄関の役割を果たして来ました。
幕府の遣米使節団を載せた米国軍艦ポウタウンと福沢諭吉、勝海舟らを載せた護衛艦咸臨丸がサンフランシスコ港に錨を降ろしたのは幕末でした。その深い歴史の中で活躍されて来た日系人の方達と触れ合うことが出来てとても実り多い旅となりました。
サクラ祭りに参加させていただいて貴重な経験が出来ました。 歌の通りの『思い出のサンフランシスコ』にまた訪れたいと思います。
◆北カリフォルニアサクラ祭り実行委員会