東急プラザ表参道原宿ができた頃からでしょうか。ティーンの街の印象が強かった原宿に、大人をターゲットにした施設が増えてきました。
今月初めにオープンした「CASCADE HARAJUKU」にも、OurAge世代が楽しめる話題のスイーツやダイニングが勢ぞろい。有名な台湾夜市のフード、スイーツを直輸入した台湾茶とともに味わえる、台湾茶カフェ「彩茶房」に行ってみました。
ご存知のとおり、台湾は屋台やスタンドでドリンク、スィーツ、フードのテイクアウトが一般的。これらのカジュアルグルメを日本流にアレンジしたのが「彩茶房」。おしゃれなインテリアの中で、台湾のトレンドフーズをいただけます。
メニュー名が不思議で思わず頼んだ「岩塩チーズ四季春茶」は、冷たい四季春茶の上にホイップしたクリームチーズ、そして岩塩がトッピングされた台湾で人気のデザートティー。美味しい飲み方のカードが添えられています。
岩塩クリームを味わってから、ストローでお茶を。お茶の風味を引き立てるため、最初にお茶菓子をいただく日本の茶道に似ていますね。
四季春茶は、発酵が短い烏龍茶。苦味がなく爽やかな味わいです。岩塩で味が引き締まったホイップクリームチーズのコクと共に混ぜ合わせて飲んでみると、上品なチャイを味わっているかのようです。
台湾の定番料理「麺線」は、日本のお素麺に似た細い麺。とろみとコクがある鰹出汁のスープにモツも入っています。ツルツルしたのど越しの麺線と、とろみで身体が温まるスープは、寒くなる季節のランチに最適です。コッテリに見えますが、とても軽くいただけました。トッピングの香菜が東南アジアらしい風味を添えています。
こちらは単品ですが、やはり台湾の定番の「魯肉飯」(肉そぼろ丼)とハーフ&ハーフのセットもあります。
雪のドームのようなデザートは、「もこもこミルクティー」。外側は綿菓子です。写真はわかりやすいように、中が見える状態にしていますが、本来は綿菓子がドームのように被さっています。中には、マンゴー、タピオカ、バニラアイスクリームが入っています。
添えられているのは、濃いめに抽出した無糖の紅茶。上から回しかけて綿菓子を溶かして、中のスィーツと一緒に楽しむとてもユニークなデザートです。
インテリアは、台湾でよく使われるレンガと日本の障子をモチーフにしたモダンな雰囲気。
グリーンをバックにした奥の席で、ゆっくりとランチとお茶の時間を過ごしました。
冬向けに新しいメニューも登場するそうなので、又おでかけしたいと思います。
◆彩茶房