2001年にニューヨークにオープン、いまだに行列のできるブランチの人気店「クリントンストリート ベーキングカンパニー」。世界第四店舗目となる東京店が、2年前の8月に東京・青山の骨董通りにできたことは、まだ記憶に新しいですね。近所に用事があるついでに覗いてみるのですが、たいがい空席待ちをしている人がいて、人気の程がうかがえます。
ブランチというと、「パンケーキとエッグベネディクト」という印象が強かったのですが、お食事のメニューがとても充実しています。
月替わりのメニューが始まったときき、早速伺いました。
美味しそうなアイテムが並んでいます。パンケーキも食べてみたかったので、「マンハッタンクラムチャウダー」と「フレッシュストロベリー&バナナ、エスプレッソマスカルポーネホイップ、ラズベリーソースパンケーキ」をお願いしました。
クラムチャウダーときくと、普通はホワイトソースをのばしたスープを思い浮かべますよね。こちらの「マンハッタンクラムチャウダー」は、トマトベースです。
ベーコンの香ばしさやニンジンの甘味に加え、食欲をそそるガーリック風味、そして少しスパイシーなあと味のクラムチャウダー。軽い口当たりですが、アツアツでスパシーなので、食べている内に身体が温まってきます。今の季節に嬉しいですね。サイドメニューのフレンチフライやトーストをつければ、十分なランチになりそうです。
本店のメニューが「ありきたりな物は何一つ無い。」とニューヨークオブザーバー誌で評価されたそうですが、東京店でも本店と同クオリティーの美味しさが味わえます。
身体の幅より直径がある丸皿に盛られた「フレッシュストロベリー&バナナ、エスプレッソマスカルポーネホイップ、ラズベリーソースパンケーキ」。ハチミツとバターを混ぜたソースも添えられています。
フワッフワで外側がカリッと焼きあがった3枚のパンケーキの間には、スライスしたバナナとストロベリー。エスプレッソマスカルポーネホイップは、砂糖を感じさせない軽い口当たりで、舌の上でスッと溶けていきます。トッピングのマカダミアナッツのカリカリとした食感がアクセント。ハチミツバターをかけると、香ばしさが増し全体の味を引き締めます。
フレンチ出身の創始者ニール・クレインバーグのレシピが忠実に守られている「クリントンストリートベーキングカンパニー東京」。月替わりのメニュー以外にも、「スモークサーモンポテトパンケーキ」、「フィッシュタコス」、「フライドチキン&ワッフル」など定番メニューも豊富です。
青山におでかけの際は、ぜひ足をのばされたらいかがでしょうか。
クリントンストリートベーキングカンパニー東京
http://clintonstreetbaking.co.jp/